学生ボランティア達が話すフリースクール昼TRY部の意義や価値について
こんにちは。
D.Liveスタッフの得津です。
突然ですが、いつも応援してくださっている皆さんにご報告がございます。
2月に実施したチョコっと募金キャンペーンのおかげで、今年度はフリースクール昼TRY部滋賀校・京都校ともに学生ボランティアさんを受け入れることができました。
昼TRY部が始まった4年前、フリースクールにいる大人はぼくと代表の田中の二人だけでした。
ご支援のおかげで、スタート当時と比べると、いままでで一番子ども達を見守る大人が多い環境になりました。
ぼくは居場所の多様さは子ども達と大人達の掛け算だと思っています。そういう意味で、昼TRY部でも、これまでになかった交流や活動が生まれつつあり、「明日はどんな楽しいことができるだろう」と、毎日がワクワクする居場所になっています。
先日は学生ボランティアさん達と、フリースクール昼TRY部の意義や価値についてミーティングをしました。
まとまった時間をとって、昼TRY部の意義や価値、そしてスタッフのあり方について話し合うことがなかなかできなかったので、非常に有意義な時間でした。
ここからは、学生目線の昼TRY部についてご紹介しますね。
「昼TRY部にボランティアとして参加してから今日までの間で、いいなと思ったエピソードや印象に残ってることを教えてください」
ー知らないゲームの説明を、楽しそうに教えてもらったことがありました。
ーボードゲームをしているときに会話の中に入って、一緒に盛り上がれた時が嬉しかった。
ー睡眠や学校の課題など、子ども達の日常の悩みに関する相談をされた時は頼られていると感じました。
ー「これが好き!」と子ども達から教えてもらったことが嬉しかったです。
ー生徒に勉強を教えるとき、わかりやすいように試行錯誤したことで、生徒が「あ、わかったかも」という表情をしてくれたこと。
ー毎週勉強を教えていると、「来週もお願いします」と言われたことがありました。
ー自分から子ども達に寄っていくのではなく、子ども達の方から自分に寄ってきてくれたことがあったんです!
「学生ボランティアの皆さんが思う、昼TRY部に意義や価値ってなんだと思いますか?」
ー子ども達が話したいことを聞いてくれる場じゃないですかね?
ー自分を認めてくれる存在、かなぁ
ー昼TRY部は自己開示がしやすいので、自分について話すことで自分自身の整理ができると思います。こんな場所って、全然ないと思うんですよね。
ー安心感ですよね。子ども達にとって、大人は安心して話しかけられる存在です。
ー楽しいときに一緒に笑い合って、感情を共有できる場所だなぁって思うんです。
親バカみたいで恥ずかしいのですが、みんなステキなことを言ってくれるんです。
一人ひとりの話を聞くたびに顔がほころぶのを止められませんでした。
それぞれが描いている進路に、昼TRY部でのボランティア経験が役立つと思って、学生さん達は貴重な時間を使って参加してくれています。
彼らの思いに報いるべく、ただ単にフリースクールの活動を手伝ってもらうだけじゃなく、D.Liveスタッフが持っているスキルや知見を、これからたくさん伝えていきたいと思っています。
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