皆さんからのご支援・ご寄付で2020年はこんなことが実現しました
こんにちは、スタッフの得津です。
先日、youtubeのライブ配信で「D.Liveの2020年 今年は皆さんのご支援でこんなことが実現しました」と題した活動報告会をおこないました。(今年寄付してくださった皆さまへは後日アーカイブをお送りします。)
こちらの記事では、報告会でお話ししたことをダイジェストでご紹介しますね。
報告会は二部構成。
前半は、今年おこなった3度の寄付キャンペーンやクラウドファンディングで実現したことのご報告。後半はスタッフによるテーマトークでした。
まず、前半の活動報告ですが、2020年は年始に思い描いていたことの内、緊急事態宣言の影響で方向修正したものもありました。しかし、皆さんからのご支援・ご寄付のおかげで新しい居場所や活動を作ることができました。
2月におこなった「バレンタインちょこっと募金キャンペーン」では、いただいたご支援のおかげで、子どもの居場所に長期で関わってくれるボランティアさんを7名増員することができました。
手伝ってくれる人が増えると、支援の輪も広がります。今年はこのキャンペーンがあったからこそ、フリースクール昼TRY部京都校の開校や、e-Sports部のスタートなど、子どもたちの新しい居場所を作ることができました。
子どもたちの自尊感情を育むために、D.Liveでは子どもが安心できる居場所と、子どもたちが活躍できる出番をつくることを大切にしてきました。京都校もe-Sports部も、通う子どもたちにとっては安心感と出番が感じられる居場所になっています。
フリースクール昼TRY部京都校、e-Sports部、共に新規生徒を受付中です。教室の詳細やお問い合わせは以下のリンクから
5月には、オンライン自習室を休校期間中に誰でも無料で利用できるためのクラウドファンディングを実施しました。
目標額を超えるご支援・ご寄付をいただき、5月の休校期間だけでなく、6月も無料でオンライン自習室を実施することができました。
オンライン自習室は7月以降、事業として継続できるように取り組んでいましたが力及ばずで9月末でクローズとなりました。
10月には、不登校をテーマにしてyoutubeチャンネルで1万人のチャンネル登録者数をめざすためのクラウドファンディングを実施しました。
いただいた資金は機材の購入に使わせていただきました。おかげさまで、録画データの破損やバッテリー切れもなくなり、不登校に関する動画をコンスタントに出し続けることができています。
youtubeのチャンネル登録者数も一年前は600名ちょっとだったのですが、この一年で2300名まで増えました。このクラウドファンディングは、日ごろ私たちのyoutubeをご覧くださっている方からのご支援が多く、皆様からの期待を感じました。
後半のスタッフのテーマトークでは、代表の田中と副代表の得津が以下のことについてざっくばらんにお話ししました。
・代表と副代表が話す、団体への想い
・今後実現したいこと
・活動の中で困ってること
いつも一緒に活動しているのに、D.Liveに対してのお互いの考えを聞く中で新しい発見もたくさんありました。
代表は、支援の輪を広げていくためにこれからは後進を育てたいと話していました。私からは、自尊感情を社会課題を解決するために、企業などと連携や接点を持ちたいという話をしました。
社会起業やNPOのシーンで、よく引用される海外の慣用句に「早くいきたければ一人で行け、遠くに行きたければみんなで行け」という言葉があります。D.Liveがめざす社会の実現はまだまだ遠いものですが、そんな遠くにある景色にたどり着くためにいろんな属性の人たちと理解しあえる接点を作りながら、引き続き活動していくことを後半ではお話しさせていただきました。
最後になりますが、2020年は本当にたくさんのご支援・ご寄付があったからこそ、コロナ禍であっても子どもたちの居場所を守ることができましたし、新しい居場所をスタートさせることもできました。特に、毎月支援してくださる15名のマンスリーサポーターさんたちの下支えがあるからD.Liveは生き残ることができたと実感しております。
あるマンスリーサポーターさんから、「毎月1000円の少額では何の役にも立たないだろうけど…」と言われたことがありました。そんなことはございません。月々のご支援のおかげで、子どもたちの教材や備品をたくさん用意することができております。子どもたちは本当に楽しそうに過ごしています。サポーターさんのご支援のおかげです。
寄付してくださった皆さまが「D.Liveに寄付してよかった!」と思っていただけるように、いただいたご寄付がどのように使われているのかご報告させていただきました。ご視聴いただいた皆さま、いかがでしたでしょうか。メールなどで、感想などいただけますと幸いです。
また、これを機にD.Liveに関わる子どもたちへのご支援・ご寄付いただけますと非常にありがたいです。