こんにちは、スタッフの沢田です。
わたしはこどもの自尊感情が低い原因のひとつは、
こどもを取り巻く大人たちの自尊感情が低いことだと思っています。
こどもにとって身近な大人の代表格、親。
お父さんとお母さんは見方を変えれば夫と妻。
そのふたり間の会話にスポットをあててみましょう。
こどもの周りには自尊感情の高い大人が多い方がいいもの。
自分自身に加えて、パートナーの自尊感情も高めておくこと
それも大事なのでは、と思います。
昔に比べて結婚・出産後も働いている女性が増えましたね。
「大切なのは夫婦が家事育児を分担すること」なんて結婚式のスピーチではよく聞きますが
これを実際にやるのはなかなか難しいことです。
恋人時代のロマンティックモードは電源オフになり、
結婚したとたんに現実的になってしまう女性のみなさん。
家事育児に上手に協力してくれない旦那さんにいらいらしてしまったことはありませんか。
でも接し方、言葉かけしだいでは旦那さんの自尊感情が下がっていく原因になるかもしれません。
そんなとき、おすすめしたいのが以下の2つ。
気持ちを言葉にして伝える
あくまで一般的にですが、男性は「察する」ってことが苦手です。
はっきり言ってくれないとわからない。そういう脳の構造なのだと思いましょう。
あなたを大切にしているよ、ということをきちんと説明するのです。
これをやってくれると助かるなぁ、ももちろん大切ですが
あなたのそういうところが素敵だと思っている、まで
言葉で説明してみてください。
気持ちにプラスの変化があると思います。
やってくれてありがとう
何かしようとしてくれたら、それが上手くできてもできなくても
「やってくれてありがとう」のことばを伝えてみてください。
成功したかどうかよりも、行動したかどうかを大事にしてあげる。
上手なやり方は一緒に考えていきましょう。
最近読んだ本にはこんなことばがありました。
「結婚は起業、夫婦はビジネスパートナー」(五百田達成『察しない男、説明しない女』)
どちらかが頼るのではなく、いっしょに家庭をつくりあげていく仲間として
お互いに自尊感情を高めあえる関係でいれたらいいですね。
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