フリースクール昼TRY部にいる個性的で愉快な大人について

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年末ごろから、フリースクール昼TRY部がすこぶるいい感じだ。

クリスマス会や、マインクラフト大会。

 

バレンタイン企画に遠足など、小さなイベントごとを生徒たちと一緒に進められているし、新しく来た生徒も馴染んでいる。この間は、体験に来た子どもを生徒が自分から遊びに誘っていた。

 

こういうわかりやすい場面だけじゃなくて、言葉にしにくいけれど、フリースクールで過ごすみんなの表情が柔らかかったり、雰囲気がよかったりするのが、これまで以上に伝わってくる。

 

なぜ教室がいい感じなのか。

それは、ひとえにボランティアさんたちのおかげだ。

 

きっと他のフリースクールでも同じだと思うけれど、昼TRY部にいる大人は個性的で愉快な人ばかりだ。

昨日、全国のフリースクールやオルタナティブスクールを取材しているwebサイト「マナカタ」さんに取材していただいた。

 

 

(取材された記事は春先には完成する予定らしい)

 

ボランティアさん二人も同席していたんだけど、そのうちの一人は、ぼくが取材を受けている横でスキがあれば、ぼくをいじって笑いを取ろうとしてくる。名前はしょーいちくん。マナカタさんに「めっちゃ軽いですね!(笑)」と言われていた。

 

しょーいちくんは節分の日に、家に置いておくのが嫌になったダンベルを昼TRY部に持ってきた。せっかくなので、彼には鬼のお面をかぶってダンベルを持ってもらった。

 

 

 

 

 

 

他にも個性的で愉快な人はいる。

深夜アニメとボードゲームに詳しいのが、うっしー。年末に生徒が考えたアニソンイントロクイズをした。一問だけ難しい問題が出されて、みんなが「わからーん」と騒いでいる中、一人だけ正解していた。「kanon」という2006年に放送されたアニメの楽曲らしいんだけど、誰がわかるんだろう。クイズのとき、うっしーと生徒の年齢を疑ったのは内緒だ。

 

 

最後に紹介するのは、ちょっと負けず嫌いなところがある、きょーちゃん。生徒とボードゲームをしているときは手加減せずに勝ちにいこうとする。けど、負けるから本気で悔しがっている。この間、なぜか知らないけれど、生徒たちが教室の床でブリッジをし始めた。それをみた彼女が、生徒に張り合おうと床に寝そべってブリッジの姿勢をとったときは思わず止めてしまった。

 

ぼくも代表の田中も、個性的な方だし、よく笑い、よくボケる愉快な方だと思う。だからこそ生徒たちからすると親しみやすいと思う。生徒の一人は代表のことを大きい友だちと言っていたくらいだ。

 

でも、その人がどんなに個性的で愉快だったとしても数が少なければ、子どもたち一人ひとりに目が届かない。アクセスできる大人が多ければ多いほど、子どもたちの成長に良い。大人の数が多いほど子どもにとってはロールモデルが増えるし、話せる話題の数も増える。アニメの話はこの人に。勉強の話はあの人に。そういう選択ができる。

 

 

 

フリースクール昼TRY部は小5〜高3の子どもたちを対象にしている。この年代の、いわゆる思春期の子どもたちにとって、先生でも親でもない大人は「ナナメの関係」といって、思春期の成長に大切な存在だと文科省のHPにも載っている。

 

これは本当にその通りで、たとえば最近こんなことがあった。

先日、生徒の一人が週6日筋トレし続けていると教えてくれた。聞けば、しょーいちくんと一緒に筋トレの本を見て、取り組むことを決めたらしい。そんな話をしていたなんて、ぼくは全然知らなかった。知らないところで、ボランティアさんたちは生徒たちの成長に関わってくれている。

 

個性的で愉快な大人がたくさんいるほうが子どもたちにとって楽しいし、知らず知らずのうちに大人から学ぶことができる。

昼TRY部は、子どもたちが個性的で愉快な大人にたくさん会える場所でありたい。

 

病院でいうと、総合病院。飲食店でいうと、フードコートみたいな感じ。

 

 

完全にボランティア自慢になってしまったので、最後にもう1つだけアピールさせてほしい。

ボランティアのみんなは個性的なだけじゃなく、すごく熱心に昼TRY部に関わってくれている。

 

年明けすぐから何度か、ボランティアさんたちと昼TRY部についてミーティングをしている。

フリースクール昼TRY部がスタートして、もうすぐ3年。

 

滋賀県のフリースクールとして何をめざすのか。生徒たちにどんな経験をしてもらい、大人は何を大切にして生徒と関わるのか。増え続ける多様なニーズに応えるためにも、昼TRY部の根っこの部分を改めて確認する必要を昨年末から感じていた。

 

ぼくと田中の二人だけでも、これらのことを話し合うことはできる。けれど、ボランティアさんたちも一緒に話し合うことで、もっといいものができると確信していたので、無理をいって時間を合わせてもらった。

 

 

(ミーティングの様子)

 

 

結果として、ミーティングはとても有意義な時間になった。

なにより、ボランティアさんたちから昼TRY部の良さや、生徒たちとの関わりで嬉しかったことなどを聞けた。

 

「最初は静かだったあの子が、めっちゃ話してくれるようになったんです。」

「ここはとにかく明るいし賑やか。他のフリースクールに行ったこともありますけど、そこは静かな印象でした。」

「昼TRY部は、学校に行っていないダメな子という風に子どもを見ないじゃないですか。子どもにとっては、それってすごく嬉しいと思うんです。」

 

などなど、彼らから見える昼TRY部の話はとても興味深くて、ずっと聞いていたいくらいだった。

 

 

子どもたちと関わる個性的で愉快な大人が増えれば増えるほど良い。

学校に行けなくなって、人と関わる機会が極端に減ってしまう不登校の子どもたちにとってはなおさらだ。

 

だからこれからもフリースクール昼TRY部は、フードコートのようにいろんな大人の中から気の合う人を見つけられ、不登校の子どもたちから居場所と感じてもらえる場所でありたい。

 

 

実はいま、そのための準備をしている。

「チョコっと募金キャンペーン」という、バレンタイン合わせた募金キャンペーンだ。

 

これまで書いたように、個性的で愉快な大人が増えることで、昼TRY部でできることがどんどん増える。昼TRY部の開校日も増えるし、代表はどんどんyoutubeで動画を出し、どんどん全国の不登校で悩む親子に会いに行くことができる。

こんな趣旨のことを、団体設立前からエピソードを入れながら、少しカタめの文章でキャンペーンサイトに書いているので、読んでほしい。さらにチョコっと募金をしてくれると嬉しい。

 

チョコっと募金キャンペーンサイトはこちら

 

もし、ここまで読んでくれた保護者さんの中で、昼TRY部に興味を持ってくれたならぜひ早めに連絡をしてほしい。というのも、日によっては定員になりそうな状況だ。そろそろ春休み。年度が変わったら学校に行けるようになるかもしれないし、それは喜ばしいことだけれど、保険くらいに思って一度でもお問い合わせいただけると、こちらも空きが出たときに優先的に紹介しやすい。

 

フリースクール昼TRY部HPはこちら

 

●チョコっと募金が目標額(200,000円)を達成するとできること

✔︎ 代表や副代表が全国各地の講演に行きやすくなります。

✔︎ 不登校の子ども達が学校や社会にチョコっとつながるための講座・イベントの開催が早くなります。

(服選び講座、初バイト申し込み講座、カメラを楽しむ講座などを予定しています)

✔︎ 教員志望や福祉志望の学生や社会人が、不登校、思春期、自尊感情についての知識と経験を持って、将来それぞれの職場で活躍することができます。

✔︎ D.Liveの居場所に通う子ども達が「こんな大人でもいいんだ」と、将来のロールモデルの数が増えます。

(立派ではないけどご機嫌な大人をたくさん知ることは、子どもの将来へのハードルを下げると考えます)

✔︎ 代表のyoutubeやnoteを使った、不登校や思春期に関する情報発信の頻度がさらに上がります。

✔︎ D.Liveの居場所に通える子どもの定員が増えます。

 

●チョコっと募金のしかた

チョコっと募金は、義理チョコ1つと同じくらいの金額(500円)からおこなえます。

ご協力いただいた皆様には、後日お礼のメッセージをお送りさせてください。

・クレジットカードの場合

0、キャンペーンサイトへ移動

1、「クレジットカードで寄付をする」をクリック

2、「今回だけ寄付をする」をクリック

3、金額を選ぶ (その他の金額を選ぶと寄付の金額を自分で決められます)

・銀行振込をご希望の方へ

滋賀銀行

南草津駅前支店

(普通)826628

トクヒ)ドライブ(NPO法人 D.Live)

まで、任意の金額をお振り込みください。

その際はお手数ですが御礼のメッセージをお送りしたいので、

info@dlive.jp まで、ご一報ください。

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。