テスト勉強を始めても長続きしない子どもでも集中力を保ち続けられる勉強法

やっとテスト勉強し出したと思ったらすぐスマホをさわったり、

関係ないことをし始めたり。

 

 

テスト勉強をしてても、ついつい別のことをしちゃうことありませんでしたか。

ぼくが子どものころを思い返すと、やっぱり気が散って別のことをしていました。

マンガ読んだり、ノートの端っこに落書きしたり。

 

 

自分が子どものころを思い返すと、たしかに気が散ることも分からなくはないですが、

親の目線だったら、「そんなことしてないで、もっとちゃんと集中して勉強してよ」って子どもに思っちゃいますよね。なんならそう言葉にするときもあります。

 

実際、ながら勉強をしたり、あれこれ気が散ったまま勉強したりすると勉強したことも定着しにくくなります。だからこそ、高い集中力を保って勉強することが必要です。

 

 

今日は、私たちD.Liveが生徒に紹介し実践している方法をみなさんにもご紹介します。

それがポモドーロテクニックです。
ポモドーロ・テクニックは、エンジニアやデザイナーなどクリエイティブで高い集中力が必要な人を中心に取り入れられています。ポモドーロ・テクニックの方法とは、短めの作業と短い休憩を繰り返すことです。
具体的には「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取ります。これを繰り返します。作業時間を短く区切るだけでなく、1ポモドーロ内で決められた学習予定を終わらせられるよう努力することが大切です。それが集中力に結びつきます。個々の作業時間は短いので、途中で集中力が途切れるという心配は少ないでしょう。集中すると疲れますが、こまめに休憩を取ることで回復しますので、集中力の高い状態が一日の中で断続的に増え、それが結果的に生産性の向上につながります。

では、次にポモドーロテクニックで効果を上げる4つの方法をご紹介します。

1、時間管理を徹底する
作業時間はタイマーを見ながら正確に測りましょう。タイマーが鳴ったら、作業が途中でも必ず中断して休憩に入ることが大切です。これは集中力を維持し、作業時間や業務量を正確に見積もるためです。
ただし、集中力には個人差がありますので、作業時間の長さを変更することは可能です。例えば、内容によっては25分でも長いことがあるかもしれませんし、50分は集中力が続くという人もいます。一度決めた作業時間さえ正確に守れれば、1ポモドーロを絶対に「25分+5分」にしなければならないということはありません。

2、やることをリスト化する
なるべく細かく分割してリスト化するのがコツです。細かなことはいくつかまとめて1ポモドーロとし、複数のポモドーロにまたがるような大きなことは分割します。(例:数学の問題集P30~45。ではなく、P30~37、P38~45。)やることが大きすぎると集中力が低下するおそれがあるためです。リスト化した学習内容を消化したら休憩時間に入るときにチェックしていきましょう

3、休憩時間のルールを決める
5分間の休憩にもルールがあります。休憩中は作業をせずに、頭の中を開放しましょう。スマホのチェックは避けましょう。こうした作業を行うと、5分後に頭を切り替えて再び作業を始めたとき、集中力に影響することがあるからです。休憩中に誰かとおしゃべりするのはOKです。もちろん、休憩中もタイマーを計ります。こうすることで作業の時間に戻りやすくします。

4、やらないことをリスト化する
ポモドーロ・テクニックの効果をより高めるためには、作業中・休憩中を問わず、「やらないこと」を決めて、リスト化しておきましょう。
例えば、下記は避けるべき代表例です。
•テレビや動画の視聴
•ネットサーフィン
•TwitterやFacebookなどSNS閲覧

 

生徒にやってみた結果

全体のスケジュールの都合上、「10分勉強+2分休憩」を1ポモドーロとして、4セット進めるしかできなかったのでこの時間の区切りかたで授業中にポモドーロテクニックを実施しました。

 

すると、普段の勉強タイムでは集中が切れてすぐおしゃべりしたり、別のことをしようとしたりする生徒でもなんとか10分間×4セット集中して勉強することができました。

 

 

家でやる場合

きっと最初は慣れないので、やり方を教えるだけじゃなくて一緒に取り組む方がいいと思います。生徒たちが頑張れたのをふり返ってみればポモドーロテクニックの効果もあるでしょうが、他の生徒も頑張ってるから自分もやらなくちゃという気持ちもあったと思います。

 

ですから、お家の人も一緒に10分間。あるいは25分間。時間は子どもに合わせて、タイマーを計って何か作業に取り組んでください。持って帰って来た仕事でも、趣味の読書でも、資格の勉強でもなんでもいいです。自分も子どもと一緒に1つのことに取り組む姿を示すことで子どもも勉強しますし、ポモドーロテクニックを勧めるときの子どもの納得感にもつながります。

 

 

日頃、せめてテスト勉強の時には集中して勉強して欲しいと思っている保護者さんは、ぜひ一度試してみてください。

 

 

ポモドーロテクニックを子どもに体験させることができます

私たちが行なっている教室では6月18日(月)にポモドーロテクニックを使って、生徒たちと学習を進めます。この日は無料体験授業の日になっています。

「きっと親の私が言っても聞かないだろうけど、集中して勉強して欲しい」

そうお思いの皆さんはぜひ、この無料体験の日にお越しください。

 

時間、教室の場所、持ち物、お申し込み方法など詳しい情報はこちらのバナーをクリックしてご確認ください。

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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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