否定せずに話を聞くことの大切さを子どもが教えてくれた D.Liveサポーターの声 #2

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D.Liveでは現在、草津市に不登校の子どもたちが通えるフリースクール「ケチャップハウス(仮)」の開設にむけたマンスリーサポーター(毎月の寄付)を受け付けております。

今回はサポーターの一人である駒井亨衣さんにD.Liveの魅力や、経営者としての想いを伺いました。

 

■駒井亨衣 (こまいゆきえ)さん
自らの子育て体験を元に、働く、生きるを一緒に考える学校のようなものを創りたいと、10年来の夢を実現させた、学び舎 傍楽の主人。 本業は、小型充填機の分野ではトップ機械メーカーの、株式会社ナオミの社長。 といっても、22歳で結婚退職し、38歳で現在の会社に入るまでは、2人の子どもを育てる専業主婦。右も左もわからない業界で、もがきながら「はたらく」と向き合い、15年後に社長に就任する。 持ち前のおもてなしの心をモットーに、学び舎 傍楽にフラッとやってきた皆さんの心を、少しでも温められる存在であればと思っています。

 

—駒井さんには、私たちD.Liveさんが主催する「不登校のおはなし会」にゲストとして来ていただいたり、子どもの自信白書にご寄稿していただいたり、いろんな形で私たちの活動にご協力くださっています。今回のインタビューでは、あらためてD.Liveさんと出会ったきっかけについて教えていただけますか。

はい。きっかけは2016年にD.Liveが行なわれた高垣忠一郎先生の講演会ですね。私の子どもが不登校だったときに、高垣先生の本に助けてもらったんです。

講演会に足を運ぶまでそのことを忘れていたんですが、講演を聞いた時に思い出したんです!こんな偶然があるのかと感動しましたねぇ。

その後、D.Liveさんがされている教室「TRY部」に見学に行かせてもらったり、活動についてお話を聞いたりしました。活動を見聞きして「すごい!」と思いましたね。
たとえば、不登校のお話会。お話会は不登校の子どもがいるお母さんや、不登校を経験したお母さんが主催していることが多いです。けど、D.Liveさんは若い人がお話会をやっている。しかも本気でやっている。いい人たちだなぁ、純粋な人たちだなぁと感じます。

楽しそうな雰囲気や柔らかい雰囲気は子ども達もきっと気にいると思うんです。代表の田中さんも副代表の得津さんも人に緊張感をあたえないですよね。ブログも読みましたが、真摯さや優しさが伝わります。だから安心して人に紹介できる団体ですね。

 

 

—駒井さんの紹介でD.Liveさんのイベントに来てくれた人や、面談をした人もいます。ご紹介いただき本当にありがとうございます。

そうなんですね。初めてお会いした時からずいぶん活動や団体の規模が大きくなりましたよね。団体として伸びてきたのを見ると、保護者さんや子ども達に必要とされているんだなと感じます。だから応援したいですね。

—駒井さんは株式会社ナオミの経営者として、あるいは学び舎傍楽の主人として、たくさんの人や会社と関わってこられたことと思います。そんな中で、D.Liveさんにしかないユニークなポイントはなんでしょうか。

D.Liveさんは子どもにとって安全な場所という感じがします。子どもはセンサーが敏感だから、ここが安心できる場所だって感じ取るんだと思います。たとえば、今わたしの話を聞いてくれている得津さんは懐が大きくて、待つことの出来る人ですよね。そういうスタッフ一人一人の良さが、子どもとっては避難所みたいだなぁと感じます。

 

 

—駒井さんは学校に出前授業に行かれたり、就活生の相談に乗ったりもされています。それらの経験を踏まえて教育についてどのような考えをお持ちでしょうか。

今の教育は、先生から生徒へ一方通行のように感じることもあり、そして何よりアウトプットをする授業が少ないと思います。社会は考える力を求めるのに、それが育まれないまま社会に出る子どもや学生が多いので、学校と社会の橋渡しが上手くいっていないなと思います。

 

 

—子どもが自分の意見や考えを出せるためには何が必要だと思いますか。

子どもが「この人は裏切らないな。ここは信頼できるな」というベースがあってこそ、意見や考えを話してくれると私は考えています。

 

 

—それは経営者としても意識されているのでしょうか。

えぇ。経営者としてもそれは大事にしています。部下がやりたいと言ってきたことは話を聞くようにしています。出来るだけ部下がやりたいことをやらせてあげたいというのが私の経営者としての指針です。だからまずは、否定せずに相手の話を聞く。この大切さを私の子どもが教えてくれました。

やっぱり、やりたいことをやれるというのが人としての根幹です。それができないってすごく苦しいですよね。自分の人生ですから。

 

 

—やりたいことをやれるために、否定せずに相手の話を聞くというのは本当にすばらしいと思います。最後に、今後D.Liveに期待することはありますでしょうか。

「学び舎 傍楽」でも不登校のおはなし会を開いています。おはなし会に来てくださった保護者さんの中には子どもが家から出られなくて悩んでいる方もおられます。そんなお家へ訪問して子どもと話し相手になる。そんな手助けを、D.Liveさんにお願いしたいです。

お家に行って子どもと話をするなんて、私にはできません。やっぱり、子どもは自分と同じような不登校の経験がある人や気持ちをわかってくれる人じゃ無いと、家に入れてくれないと思うんです。形としてはネットでもいいかも知れません。何であれ、悩んでいる子どもが話せる機会があることで子どもの救いになると思うんです。

それができる人をD.Liveさんで増やして、多くのしんどい人たちの話し相手になって欲しいですね。多分、待っている子どもがたくさんいると思うんです。
自分を支えてくれる人との出会いで子どもは大きく変わります。
大変なことだけど、これからD.Liveさんが一番できることだと思います。

 

 

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得津 秀頼

得津 秀頼

D.Live副理事/元小学校教員 自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。 自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。