山本 駿– Author –

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「生徒と向き合わない教師」について考えさせられる本、2冊
今年のGWは家にいる時間と電車移動が多く、その分を読書に費やすことで1日1冊ペースで本に浸ることができました。 その中で特に心に残ったこの2冊には、とある共通点がありました。 それは、「理不尽な教師」という存在。 どちらも主人公は中高生、つまり... -
えっ、あの人も?不登校経験のある芸能人をまとめてみた。
今日からGW後半の5連休。不登校や、学校がしんどい子どもたちにとっては、堂々とゆっくりすることができる貴重な5日間だと思います。新年度のスタートからちょうどひと月、疲れが溜まっているこのタイミングでの5連休は、砂漠のオアシスより貴重なことでし... -
「ゆとり教育」「今時の若者」と分類することの弊害
いわゆる「完全週休二日制」、要するに毎週土日に学校が休みになったのは、僕が小学2年生のとき。1年間だけ毎月第1・第3土曜日にも登校する生活を経験しましたが、僕はバリバリの「ゆとり世代」の時代に育った人間です。 そこで日々思うことがひとつありま... -
不登校という「普通とは違うこと」をつぶさない
恥ずかしながら、僕は数学というものがほとんどできません。 TudoTokoやTRY部などで中高生が難しい数学の問題に面と向かっている姿をよく見かけるのですが、いつもよくやるなぁ・・・と思いながら見守っています。あまりにできなさすぎて、逆に中高生が「... -
「納得のいかないバツ」が、子どもを学校嫌いにさせる―「林先生が驚く初耳学」から
「林先生が驚く初耳学」という番組をよく観ているのですが、先日の放送で気になる内容を取り上げていたのでご紹介。 年末のスペシャルで、「3.9+5.1=9.0」という計算式の解答は本来「9」が正解であり、「.0」をつけた分減点にしたと言う話題に「それは正... -
「こんなことなら不登校をさせておけばよかった」と思わないために
18歳以下の自殺者数が、9月1日にずば抜けて多いことは以前書きました。 ではその次に18歳以下の自殺者数が多い時期は?というと、実は今この時期、つまり4月上旬なのです。 新年度、新たなクラスや学校に希望を持てない子どもたち。また、新たな環境にうま... -
僕が別室登校をあまりオススメしない理由
不登校から学校復帰を目指す第一歩として、「別室登校」という形が挙げられます。 これは要するに学校にはいるけれども、授業時間を教室ではなく違うスペースで過ごす登校スタイルのことです。たとえば保健室登校も別室登校のひとつ。ほかに空き教室や職員... -
非行や家出を繰り返す不登校の子どもたちが探し求めている「漢字3文字」
不登校の子どもたちは、家で引きこもっている子どもたちだけではありません。 たとえば、学校には行かずに昼夜外を出歩き、不良グループと行動をともにする子どもたちもいます。突然髪を目立つ色に染め上げ、ときおり警察沙汰になったり家庭内暴力をふるう... -
この春、新たな一歩を踏み出す不登校だったあなたへ。
この春、新たな一歩を踏み出す不登校だったあなたへ。 先日、僕はこんな記事を書きました。 「環境が変われば不登校はリセットできる」と言う幻想 中学3年間不登校だった僕は、高校生活からはちゃんと学校に通おうと思って、全日制の高校に入学しました。... -
「環境が変われば不登校はリセットできる」と言う幻想
「学校に行かないのは、中学3年間だけにしよう」 僕にもそう思っていた時期があった。 当時通っていたフリースクールに、中学3年生は自分含めて3人。ひとりは「料理人になりたい」と調理科がある高校を志し、もうひとりは通信制高校を目指すことで話がまと...