勉強嫌いを克服するたった一つの方法

勉強が嫌いな中学生のキミ へ

「勉強なんてしたくない」
「勉強なんてめんどくさい」
「どうせやっても、できない……」

勉強したくない理由を聞かれると、きっとキミは、たくさん出てくるだろう。

それくらい、勉強は、イヤなことだと思う。

勉強はめんどくさいし、やりたいことだ。

ずっとゲームしておく。
夜中までYoutubeを見ておく。

それが出来たらどれだけ楽しいだろう。

でも、残念ながら、それはむずかしい。

キミたち中学生にとって、勉強は避けては通れない問題だ。

やりたいことをする。
進学をする。

そのためには、勉強しなくちゃならない。
勉強ができないことのリスクをキミは、きっと分かっているだろう。

行きたい進路が狭まる。
やりたいことができない。
進学先が自由に選べない。
勉強ができないってことは、可能性を少なくすることになる。
言わなくても分かっているだろう。

「そんなことは、分かっている。でも、できないんだから、仕方ないじゃないか」と、キミは言うだろう。
そうなんだ。
勉強が出来ないことは、しんどくて、辛くて、悔しいことだ。
学校は、勉強で評価され、テストで判断される。

勉強が出来ないとアホのレッテルを貼られ、「ダメなやつ」のように思われる。

勉強ができないことで、自信を失い、自分はダメだと思ってしまう。

友達と比べて、点数が低いと、落ち込んでしまう。

自分には、才能も能力もなにもない、ダメ人間のように思ってしまうこともあるだろう。
心の底では、きっとキミは、「勉強できるようになりたい」と思っているだろう。

「勉強できたらいいな……」と思うよね?

でも、「どうせ、できないし……」と諦めているんだろう。

「俺、頭悪いし……」
「全然できひんし……」

と、思っているかもしれない。

しかし、待って欲しい。

勉強に、才能や能力はほとんど関係ない。

記憶力に差はあると言っても、そんなものはちょっとした差だ。

だれだって、スグに記憶することはできないし、どんどん忘れてしまう。

みんなそうなんだ。

勉強ができるかできないかは、「取り組んだ時間」に過ぎない。

人よりも多くの時間をやれば、勉強は簡単にできるようになる。

ただ、キミは「勉強したくない」と思っているから、「勉強することがそもそもムリだ」と言うだろうね。

じゃあ、どうすれば、勉強に取り組めるようになるか?

キーワードは、「分かる」だ。
勉強がイヤになるのは、分からないからだ。

分からないから、イヤになる。

誰だってそうだろう。分からない問題ばかりを見ていると、嫌気がさす。

しんどいし、イヤになってしまう。

大人だってそうだ。

ちんぷんかんぷんの課題に向き合うのは、ただの苦行だ。
ロールプレイングゲームで考えると分かりやすい。

レベル1の状態で、ラスボスと闘ったらどうなるか?

簡単にやられてしまうだろう。

そんなゲーム、誰がやる?

やらないよね。つまらないから。
物事には、順序がある。

ロールプレイングでは、スライムから倒すように、勉強も簡単なところから始めよう。

「分かる」ところから、スタートするんだ。

1つ1つクリアしていき、ちょっとずつ難しいところにチャレンジしていこう。

「分かる」が多いと、イヤになることは、少ない。

「分からない」ときは、すぐに「分かる」ところまで戻ろう。

そうやって、着実にレベルを上げていくんだ。

「勉強に興味を持とう」と、大人が言うけれど、それはかなり難しい。

嫌いな人の良いところを見つけようというけれど、嫌いだと思う感情には、なかなか背けない。

だから、ムリに興味を持とうとする必要は、ない。

ただ、「分かる」を大切にして、簡単なところから始めてみよう。

中学生なのに、小学生時代に戻らないといけないかもしれない。

でも、それが重要なんだ。

「なんとなく分かる」と思って、進んでいくと、どこかで「全く分からない」という瞬間がくる。

「ちゃんと分かる」という状態までもっていってから、先に進もう。

もし、「分からない」ものが少しでもあれば、戻ることを恐れないこと!

時間がかかりそうに思うけれど、それが一番の近道だ。

苦しみながら、分からない問題に向かい続けるほうが、労力の無駄だ。

勉強は、ガンバってはいけない。

ガンバらなくても、出来るものをするんだ。

勉強にやる気やモチベーションなんて必要ない。

モチベーションが高い状況なんて、決して訪れない。

ならば、モチベーションが低いときでも、できるようになろう。

そのためには、「分かる」問題をどんどん解くことなんだ。

キミは、きっとできるようになる。

今まで、ガンバって勉強しようとしすぎていたんだ。

キミは、才能がないわけでもないし、能力で劣っているわけでもない。

単純に勉強するコツを知らなかっただけだ。

やっていけば、分かるようになる。できるようになる。

自信を持って、勉強することができるようになる。

「勉強しなさい」と言われることも、もう卒業だ。

友達の前で自虐的に「俺、あほやから」と言わなくていい。

きっとできるようになる。

キミには、無限の可能性がある。

勉強ごときで、キミの可能性を遮られるのは、あまりにももったいない。

さぁ、勉強を始めよう。

できるところ、分かるところから、始めよう。
「できた」分だけ、キミは成長できる。

「分かった」分だけ、勉強の自信がつく。

取り組んだ分だけ、成績が伸びる。

さぁ、キミが今できることから、始めよう!

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    この記事を書いた人

    1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

    中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
    しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
    野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
    浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
    友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
    フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
    京都新聞にして子育てコラムを連載中。
    詳しいプロフィールはコチラから

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