僕に不登校の体験談を講演させてください。

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こんにちは。はじめまして。
僕の名前は山本駿(やまもとしゅん)と言います。

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直立しているのが僕です。

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この団体で僕は、主にTRY部やTudoToko(不定期)の現場スタッフを担当しています。
それと、毎月発行するメルマガやスタッフのスケジュール管理など、団体に関わる庶務のようなこともしています。

今日はひとつお願いがあって、この文章を書いています。

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弊団体の大切な事業のひとつに「講演活動」があります。

なぜ、今の子どもたちに自尊感情が必要なのか?
自尊感情や自己肯定感を育むって、どういうこと??

親御さんに向けてへの講演はもちろんのこと、先生方や学生さんへの出前授業も行っています。
(ちなみに来週、代表の田中は出前授業で千葉へ出張するとか)

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弊団体ホームページにも講演のページがあります。
ここでは代表・田中、副代表・得津の2名が講師として紹介されています。
主にこの2人が、ひとりでも多くの方に自尊感情の大切さを広めるべく、各地で講演活動をしています。

ですが、実は「隠しキャラ」として、僕・山本も数度講師として呼んで頂いています。

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僕が(ほぼ)専門としてお話しているのは、「不登校」について。

僕は、中学3年間不登校でした。
たぶん、出席日数は3年間で30日あるかないかぐらいだと思います。
人間関係はもちろん、学校の教室の雰囲気もすごく苦手でした。

そのことに関しては、もう何度も何度もこのブログに書いています。
特に最近は不登校に特化した記事ばかり書いているので、尚更同じ話ばかりをお届けしている現状。
もしかしたら、もうその話飽きたよ!って思われてる方もいるかもしれません。

そこなんです。

僕自身も思っていました。
僕の不登校の話は、本当に届けたい人に届いているのだろうか?」と。

正直なところ、このインターネットで実名と顔を出すのは結構勇気が要ります。
今でもTwitterは基本的に本名と顔を出さずにツイートしています。
ですが、この場では、ちゃんと実名と顔を出して情報を発信しています。

なぜかといえば、僕自身の体験を、ひとりでも多くの不登校に悩む方々に届けたいから。

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適当なペンネームと覆面を被っても、不登校だった体験談は話せます。
だけど、何かを隠して発信し続けることは、現実味や真実味に欠けるのも、また事実です。
だからこそ、僕はこうして実名を名乗り、顔を出して、不登校の体験談をこのブログで発信しています。

このブログは、更新するとFacebookページに「更新しました」とお知らせするのが決まりになっています。
そのおかげで、「いつもブログ見てます!」「山本さんのブログ、好きです!」という声を頂くようになりました。
いいね!やシェア、リーチがのびる度に、こっそり嬉しく思ったりもしています。

それでも思うのです。

僕の不登校の話は、本当に届けたい人に届いているのだろうか?」と。

不登校に関する風当たりの強さは、最近になってようやく多様化を認めるという形で和らいできてはいます。
しかし、今この時間も、日本のどこかで「不登校」という3文字に苦しめられている人がいます。
それは何も児童・生徒だけではありません。

なんでこの子は学校に行けないんだろう?どうしたらこの子は学校に行くのだろう?
もしかしたら、この子には学校と言う環境が合っていないのではないか??

子どもが悩む分、周囲の大人ももっともっと悩んでいます。
そんな方々に、もっともっと僕の体験談を届けていきたいのです。

たとえば、僕はつい先日、父を亡くしました。

不登校だった僕が、父の生前の言葉に病室で崩れ落ちた話

 

正直、父が骨になった今でも「自分は息子で良かったのか」と自問自答することがあります。
僕には兄弟がいないので、父からすれば一人息子が学校に行けなくなった、ということになります。

果たしてそれで良かったのだろうか。

しかし父は、僕が不登校という道を歩んだことで「こんな道があったのか」と新たな発見をしたそうです。
そして「学校に行くことは当たり前じゃないんだ」ということに気付いて、息を引き取りました。

僕は病室でその話を聞いて、もう亡骸となってしまった父の横で思わず泣き崩れました。
もしかしたらその話を父はわずかながら聞いていたかもしれません。

父のその考えが、ひょっとすると不登校に悩む親御さんを救うかもしれない。
そんなことを考えながら、家に鎮座する遺骨と遺影に手を合わせる日々。
そしてこの話を語り継ぐことが、生前に大してできなかった親孝行にもなるのかな、と思ったりもします。

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不登校を解決するのは、一筋縄ではいきません。
だから、僕のこの文章を今インプットして、すぐに解決するかと言われたら答えは「NO」でしょう。

でも、僕はそれでもいいと思っています。

こんな考え方もあるのか。そう心に留めてもらえるだけで、いいです。
あとになって、「ああ、そういえばあのとき山本がこんなこと言ってたなあ」、と役立つときが来るかもしれません。
それでいいのです。

ひどい頭痛に襲われたとき、僕はよく「ロキソニン」という鎮痛剤を飲みます。
すると、数時間ですーっと、嘘のように頭痛が退いていきます。
でも、僕がここに書いてきた体験談は、そんなロキソニンのように即効性があるとは思っていません。

朝昼晩の食後、何日も飲み続ける風邪薬のように、時間をゆっくりかけて役に立つものだと思っています。

そんな僕の体験談を、どこかでお話しできないか、と思っています。

もちろん、これからもブログで不登校体験談を発信しつづけるつもりです。
しかし、僕の体験談を本当に届けたい人に届けるには、やはり自分の声、言葉で伝えないといけない。
最近、毎週水曜日にコラムを書く度に、そんなことを痛感しています。

自分の不登校体験談。TRY部に通っている不登校を経験した生徒の変身物語。
「自尊感情」を通した不登校の児童生徒との関わり方。
そして、「不登校」に対して今どんなことを思っているか。

不登校に関する集会やイベントなどで、ぜひ講演させてください。
(もちろん、D.Liveの団体説明などのご依頼も歓迎しています!)

D.Live各スタッフへの講演・研修のご依頼は こちら からよろしくお願い致します。

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山本 駿

山本 駿

子どものころより人一倍敏感な特性を持ち、中学3年間を不登校で過ごす。大学卒業後、不登校ボランティアを経て2014年よりD.Liveに参画し、現在は通信制高校教員を両立しながらTRY部や不登校講演事業を中心に担当。HSP(Highly Sensitive Person)特有の繊細さを活かし、今を生きる子どもたちの先生でも友達でもない「ナナメの関係」になることを目指しています。