キッズアーティストインタビュー!「山猿」さん編

先週末、ブース出展させて頂いた「イナズマロックフェス」。今回はソニーミュージックエピックレコードジャパン様のご協力を得て、子どもたちでアーティストさんにインタビューするワークショップを2日間にわたってさせていただけることとなりました。
今回は、2日目に行った「山猿」さんへの子どもインタビューの様子をお届けします。
「山猿」さんとは?
ソニーミュージックエピックレコードジャパン所属
2010年、「LGMonkees」としてメジャーデビュー。翌2011年3月、ミニアルバムをリリースする直前に東日本大震災が発生し仙台の自宅が津波による被害に遭い、避難所生活を余儀なくされる。とてもライブどころではない状況の中、翌月のイベントで歌唱した映像がYoutubeで大きな反響を呼び、2011年10月に1stシングル「3090~愛のうた~」を発売し各メディアで取り上げられ一躍有名になる。2014年「LGMonkees」としての活動を終了し新たに「山猿」として再始動。2015年にリリースした「風」がアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のオープニングテーマとなるなど、今もなお東北を拠点に活動している。
実はイナズマロックフェスの数日前、たまたま近所のTSUTAYAに立ち寄ったら「山猿」のコーナーがあって思わずびっくり。こんな人に数日後お会いしてお話伺うんやなあ、と僕自身も楽しみに思いながら、いよいよ当日を迎えました。
全員ド緊張のインタビュー前
今回インタビュワーになってくれたのは5歳の男の子。お住まいを聞いてびっくり、なんとご家族でわざわざ関東から足を運んでくれていました。
実は、我々スタッフ側も山猿さんにお会いするのはインタビューの瞬間が初めて。ここまではマネージャーさんともメールや電話のやり取りだったために、正直果たしてどんな展開になるのかまったくつかめませんでした。
そんな緊張感を察してか!?落ち着かない様子の男の子。おろおろと動き回るほど緊張してるんやなあと思い、「妖怪ウォッチ好きー?」とかいろいろ話してみますが緊張を解くことにはつながらず。。
事前打ち合わせである程度山猿さんについてのご説明や、お聞きする内容を決めると、ちょうどマネージャーさんがやって来られて僕たちを案内してくださいました。
で、やってきたのが、なんとステージの楽屋裏。もちろん、我々のスタッフ証では通常立ち入ることができない場所ですが、今回は特別に入れて頂きました。本当に有難いです。
指定された場所で山猿さんを待機していると、さすが楽屋裏とあって出演アーティストさんが続々と緊張のピークに達する我々の目の前を通り過ぎていきます。中には、普段テレビでよく見かけるアーティストさんもこちらに挨拶しながら通り過ぎる環境で待つことしばし。
山猿さん、登場!
いよいよ山猿さんが来てくださいました。
お忙しい中、なんと舞台用の衣装に着替えてのご登場。本当に頭が上がりません。
山猿さんはこの直後の出番(しかも「風神」ステージの大トリ!)のため、あまり時間がかかるのはご法度、という訳で挨拶を終えるとさっそくインタビュータイムに移ります。
Q:どうすれば緊張せずに歌えるようになりますか?
A:とにかくいっぱい練習する!
Q:どうすれば歌をうまく歌えるようになりますか?
A:これも、とにかくいっぱい練習する!
Q:どんな楽器を使うことができますか?
A:DJをやる機械を使えますよ。あとは、ピアノやギターも弾けます!
前述のように山猿さんとは我々スタッフもこの瞬間が初対面だったため、インタビューの進行とサポートを担当した僕は山猿さんの人柄が分からないまま進めるのが少し不安でしたが、写真のように目線を合わせて答えて下さるなどとても親切に対応して頂きました。
とても温かく、時折笑いも飛び出す楽しい雰囲気のインタビューは、最後に用意していた質問以外に聞きたいことがないことを確認して、お開き。記念撮影と共に山猿さんからのサプライズプレゼント(!)もあり、スタッフ側としても感謝しかありません。
そして今写真を見返したら、僕思いっきり帽子かぶってますね・・・緊張でそんなところまで気が回っていませんでした。大変失礼致しました。
インタビューを終えて
山猿さんとお別れし、緊張感から開放された男の子。ちょうど舞台裏が琵琶湖岸だったこともあり、「ここ魚いるの??」と途端に饒舌になっていました。またスタッフにも慣れたようで、ちょっかいをかけてくるなどすっかり打ち解けて、最後はハイタッチしてお別れ。
2日間を通し、アーティストインタビューで子どもたちにシルバーウィークとイナズマロックフェスの素敵な思い出を提供できたことを嬉しく思います。僕自身もたいへん貴重な経験ができて非常に充実したひと時でした。
あらためまして、イナズマロックフェス実行委員会の皆様、また今回の企画に多大なるご協力を頂いたソニーミュージックエピックレコードジャパン様、そして快くインタビューを受けて頂いた山猿さん、本当にありがとうございました!