【連載】1. 自信がない子へ僕が伝えたいこと

『自信が持てずに苦しんでいるキミ へ』

中学生を過ぎると、自分の出来ること出来ないとこがわかってくる。
自分に自信が持てなくて落ち込むこともあるだろう。
「自分はこんなもんだ」と、勝手に限界を決めていないかい?
人はいつだって変わることが出来る。

カーネルサンダースがケンタッキーフライドチキンをつくったのは65歳のとき。

年齢なんて関係ない。
キミたちにはまだまだ可能性がある。

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もちろん、苦手なことはあるだろう。
友達と比べて「ああ、これ出来ていないなぁ」と思うこともあると思う。
けれど、心配しなくていい。
大人だって、みんな悩みを抱えていて、自分に自信が持てないもんなんだ。

自分のことをどう思われているか、どんな風に見られているか気になってしまう。
それが思春期。
人の目を気にしてしまうし、自分に自信を持つことは難しい。

僕はキミたちに無理に自信を持てというつもりはない。
自信がなくて苦しむことは、決して無駄なことじゃない。
僕は、自分に自信が持てなくてめちゃくちゃに苦しんだ。
その経験があったからこそ今がある。

でもね、自信がないと思いながらでいいから、キミたちには一歩を踏み出して欲しい。

自信がないのは、なにもやっていないから。
なにか一歩踏み出していけば、少しずつ自分が好きになれる。自信がつく。
自信が持てなくて苦しむのはとてもしんどい。

友達を見て落ち込む。
「なんて自分はダメなんだ」と。

自信がないことで苦しむのがイヤで、キミは諦めてしまっているかも知れない。
「僕はこんなもんなんだ」と。

そのほうがラクだよね。

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自分を諦めれば誰かを見て落ち込むことは少ない。

だって自分はなにやってもダメなんだから。
しかし、完全に諦めているわけではないよね?

自分だってなにかやりたいし、出来るようになりたい。
ガンバれる人になりたいし、素敵な友達に少しでも近づきたい。

「キミ、すごいね」ってみんなに言われたい。
もっと見て欲しい。
注目されたい。
でも、そんなことありっこない。

だって、今の自分が自分なんだから。
変わるなんてありえない。
そんなの無理。
勉強も出来ないし、スポーツも得意ってわけじゃない。

勉強が出来る人はすごいと思うし、運動神経が良い人はうらやましい。
それにくらべて自分は…

安心して欲しい。
苦しんでいるのは、キミだけじゃない。

勉強が出来る子だって、なにかで悩んでいる。
友達が出来なくて不安に思っているかも知れないし、歌が下手なことを気にしているかも知れない。

中学生を過ぎると人と比較しがちになる。
それは大人も一緒。

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この連載では、自信が持てずに苦しんでいるキミへ僕が伝えたいことを書いていく。
僕だって、子どものときはもうめちゃくちゃに悩んだ。
自信なんてなかったし、人と比較してばっかり。
それでも、今は自分がやりたい仕事をしている。

キミは、まだまだ大丈夫。

次からは、自信がなくてしんどい思いをしているキミたちがどんなことをすればいいかを伝えていくのでお楽しみに。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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