変わりたいと思うキミへ伝えたいこと

「自分は、他の人とは違う」

僕はずっとそう思っていた。

人よりも隠れた才能がある。
誰よりも努力出来る。

どこかで人を見下していた。

「努力は、裏切らない」

そう信じて、ただガムシャラに努力を続けた。
けれど、挫折した。
プロ野球選手を目指し、意気揚々と入った高校。
でも、周りの人たちは凄かった。

出来ない自分、劣っている自分を直視するのが怖かった。
気がついたら、逃げ出していた。

スゴい自分を目指すからしんどくなる。
完璧な自分、優しい自分、頭のいい自分になろうと思うから、現実とのギャップを感じて嫌になってしまう。

理想の自分なんて目指さなくていい。

まずは、出来ない自分を受け入れよう。
「こんな自分じゃダメだ!」と思うのではなく、「ああ、自分は勉強やりたくないんだなぁ」と心の声に寄り添おう。

いきなり、スゴい人に変わることは出来ない。
出来ない自分を理解した上で、やるべきことを1つ1つやっていけばいい。

それが自己受容。

急にスゴい人、理想の自分になるなんて出来ない。
勉強が苦手な自分も片付けが出来ない自分も恥ずかしがりの自分もすべて自分だ。

誰にだって出来ないこと、苦手なことはある。
自分のイヤなところだって、どんな人にもある。

受け止めるのには勇気がいる。

でも、一度自分の弱さに向き合えば、そこからコツコツがんばることが出来る。

自分で自分を責めるのは、もうやめよう。
がんばれなくても、勉強が出来なくても、キミはキミだ。

大丈夫。
人は、いつだって変わることが出来る。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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