子どもと関わるボランティアとは?~大学生に出来ること~

子どもと関わるボランティアを経験して…
僕は、これまでにいくつかの子どもと関わるボランティアに参加し、その全てで子ども達から多くの事を学び、感じることが出来ました。
発達障がいを抱えた子ども、孤児院で生活する子ども、自分に自信が持てない子ども、様々な問題や悩みを抱えた子ども達と触れ合い、時に子どもの持つパワーに圧倒されることや子どもの行動や気持ちが理解出来ずに悩むことや落ち込むこともありました・・・
しかし、今も強く胸に残っているのは、はじめは緊張して話してくれなかった子どもが少しずつ心を開いてくれ嬉しそうに自分の好きな物の話や楽しかった思い出を話してくれた時や、子どもたちの成長をまじかで感じることが出来た時など本当に楽しい事やうれしい瞬間ばかりです。
そんな僕もボランティアに参加する前はこんなことを思っていました。
(どこにでもいる大学生の僕に何が出来るのだろうか・・・)
(ボランティアに参加して何の意味があるんだろうか・・・)
様々なボランティアに参加した僕は今、はっきりと言えます。
(どこにでもいる大学生の僕に出来ることがあるのだろうか・・・)
「大学生の僕だからこそ出来ることがある!!」
僕は先生や親ではありません。
子供と関わることに対して専門的な知識を持っているわけでも、ましてや子育てをした経験があるわけでもありません。
(僕が子供たちと関わるときはいつもドキドキで緊張しっぱなしです…笑)
ですがそんな僕だからこそ出来ることがあります。
それは、子どもたちのお兄さんになってあげることです。
「何でも話せて信頼できるお兄さん。」
友達には相談できない・・・
親や先生にも言えない・・・
でも、ナナメの関係であるお兄さんになら言える!
そんなこともきっとあるのではないでしょうか。
※ナナメの関係については以下のブログを参照ください!↓
僕は子どもたちのナナメの関係であることを理想として子ども達と関わっています。
子育てを経験した人だからこそ出来るかかわり方、教育について専門的な知識を持った人だからこそ出来るかかわり方、19歳の大学生だからこそ出来るかかわり方、それぞれがそれぞれの立場からのかかわり方があるのだと僕は思います。.
(ボランティアに参加して意味があるんだろうか・・・)
「あります!想像以上に多くのことを学べます!!」
僕は大学で福祉の勉強をしています。
特に子どもに関心を持ち教育や児童福祉に関する講義をいくつも受講し、子どもに関する本をたくさん読みます。
講義では歴史・制度・教育論など多くの事を学ぶことが出来、本では様々な人の意見や考えを知り子どもの現状を知ることが出来ます。
しかし、講義では学べない、本を読んでもわからないことがある!と僕は思います。
それは、直接子ども達と触れ合うなかで実際に子ども達は何を感じ何を思うのかということです。
共に遊び、笑いあうことで子ども達がどんな時に喜び、悲しみ、怒るのか初めて知ることが出来るのではないでしょうか。
これは直接子ども達と触れ合う中でしか決して経験することの出来ない学びであると僕は思います。
僕にとって子どもと関わるボランティアとは大学の講義や本を読むことでは学ぶことの出来ない最高の講義であり教科書であると思っています。
ボランティア募集!!
ここまで子どもと関わるボランティアへの僕の思いを書いてきましたがNPO法人D.Liveでは、7月から始まる新しい事業のボランティアを募集しています。
「TudoToko」
https://activo.campus-web.jp/articles/54449
この事業は、ひとり親家庭の中学生を対象とした居場所作り事業で、子ども達と一緒に晩ごはんを食べ、勉強し、ワークショップ(体験型学習)を行います。
思春期真っただ中の中学生と関わり同じ時間を過ごすことによって必ずや多くのことを学び感じることが出来るはずです。
今まで子どもと関わるボランティアに参加したことがない人やこれまで子どもと関わる機会があまりなかった人もこれを機会に子どもと関わるボランティアを始めてみませんか?