NPOがつくった学校!?大阪府箕面市の「箕面こどもの森学園」に行ってみた

まだ初夏の6月。
D.Liveスタッフの僕(ひでぼー)とまーしーは、
大阪府箕面市にある、「箕面こどもの森学園」という初等部と中等部を持つ学校へ向かっていた。
ひでぼー:「めっちゃ住宅街っすけど、あるんすかねほんまに。」
まーしー:「もうすぐちゃうかー。」
そんなことを言いながら歩いていくと、マンションや住宅がならぶ区画の奥に
箕面こどもの森学園はあった。
インターホンをならすと、スタッフの辻さんが僕たちを迎えてくれた。
あいさつもそこそこに早速学校の取材と見学をさせていただいた。
箕面こどもの森は”NPO法人箕面こどもの森学園”が運営する学園で、発足して10年になる。
(取材当時。2015年10月初旬に認定NPO法人となりました)
最初は小学部だけだったが、2015年4月から中学部もスタートしたそうだ。
NPO法人として10年活動するだけでも、たくさんの苦労もあっただろうけど、毎年発展し続けている事に頭が下がる。
(教室の掲示物)
子どもと対等であるということ
取材でもおっしゃっていたが、
本当にここのスタッフの皆さんは子どもと対等であるということを大切にされていた。
「大人も子どもも一人の人間」として関わる。
だから、スタッフはみんな「先生」じゃなくて、あだ名で呼ばれていたり「~~さん」と呼ばれていたりする。
対等だからこそ、大人だったらついつい口出ししてしまいそうなことでも、子どもに任せることで子どもの自主性や自己肯定感を損なわないようにしているそうだ。
ひでぼー:「でも、子どもが失敗したり上手くいかないこともあると思うんですが、それについてはどうされているんですか?」
スタッフの辻さん:「失敗したことに対しても、ここまでいけてるやん!というように励ましたりしますね。小さな成功体験をつませることが大事だと考えています。大人の尺度で考えると子どもたちは失敗を恐れるようになりますから。」
そうスタッフの辻さんは教えてくれた。
箕面こどもの森学園に通うことで、自分が認められていないと思っていた子どもでも、「私でいいんだ」と思えるようになったそうだ。
子どもたちの変化を支えているのが、箕面こどもの森学園で働くスタッフの皆さんが、徹底して子どもと対等であるという意識や、自己肯定感を大切にしているからだろう。
(教室の掲示物)
箕面こどもの森HPはこちら
http://kodomono-mori.com/
● お知らせ ●
この、箕面こどもの森学園の副理事 守安あゆみさんが、
11月23日(土)の「子どもの自信探求フォーラム’19」にパネラーとして登壇されます。
この機会にぜひお申込みください。