僕は、みんなで遊ぶよりも一人で本を読むほうが好きな子どもでした。
それは、今になっても変わりません。
飲み会なども苦手。
みんなでワイワイするのがどうも自分の中でしっくりこないのです。
飲み会などのあとは、もうぐったり。
気をつかい、どのように振る舞うか考え過ぎてしまうので、とても疲れます。
今までは、どうすればそのような場所でも楽しめるのか考えていました。
しかし、一人が好きなことを特性と考えると、とてもラクになったのです。
気がつくキッカケになったのは、一つの動画。
スーザン・ケインの「内向的な人が秘めている力」です。
(右下のタブを操作して、Japaneseを選択すると日本語字幕を付けられます)
この動画を見て、自分は内気ではなくこういう特性なんだと気がつきました。
みんなでワイワイしているときでも、僕はいつも早く一人になりたいと思っていました。
自分の世界に浸りたいのです。
しかし、世間ではそういう人に対して偏見があります。
「みんなと仲良くしなくてはならない」
「一人でいるやつは、根暗だ」
特に日本では、‘空気を読む’という言葉があるように、協調というのをすごく重視されます。
そのため、一人で静かにたたずむ行為はポジティブに捉えられません。
スーザン・ケインによると、3人に1人は内向的な人だと言います。
もし、あなたが僕と同じように内向的な人なのだとすれば、そろそろ無理をするのはやめませんか?
今までは、無理に周りと合わせていました。
空気を読むと言う作業を必死でしていたのです。
常に気になっていたのは、周りの目でした。
「こうしなければならない」という世間の目です。
でも、そんなことを気にしていて疲弊するのはバカみたいだと思うようになりました。
もちろん付き合いも大切です。でも、自分を押し殺してまで人に合わせる必要はありません。
1人になることを決意した夜
先日、研修で一泊二日の合宿がありました。
そこで、懇親会という名の飲み会が開かれたのです。
お酒を前にして、みんなでワイワイする例のアレです。
僕は途中で抜け出し、ロビーで一人仕事をすることにしました。
「やりたくないことを無理にするのはやめよう」と思ったのです。
飲み会が終わる頃に部屋へ戻りましたが、誰にもなにも言われませんでした。
たとえ陰でどんなことを言われてもいいのです。
必要以上に人の目を気にするのは、とてもしんどいことですよね。
仕事での人付き合いが必要なことはもちろん承知しています。
しかし、だとしてもです!
一人でいたい自分を否定する必要はありません。
そういう特性なのです。
お酒の強い弱いがあるように、外交的な人と内向的な人がいます。
もし、あなたが内向的なタイプであるのであれば、1人になることを恐れてはいけません。
僕たち内向的なタイプは、1人になる時間が必要なのです。
明るくなろう、元気にふるまおうなんて考えなくて結構!
もっと積極的に1人の時間を取りましょう!
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