不登校の原因は、親にある?
子どもが学校へ行けなくなると、保護者が責められます。
「もっと厳しくしないからだ」
「あんたがちゃんとしていないから!」などと。
そして、保護者であるあなたも自分を責めてしまうのではないでしょうか?
「自分の関わりかたが悪かったからだ。。。」と。
しかし、そんなことはありません。
原因はいろいろあります。教師の暴力や学校での友達関係、他にもたくさんの理由があります。
どんなことがあるにせよ、保護者であるあなたのせいではないし、本人が悪いわけでもありません。
それは、特性なのです。
感受性が豊かな子、真面目な子が不登校になりやすい傾向にあります。
性格が悪い、人間してダメなわけじゃない。
ただ、他の子と比べて学校が合ってなかった、学校で過ごすのが難しいだけなのです。
「どうして他の子は楽しく学校へ行っているのにうちの子は行けないんだろう。。。」と不安になりますよね。
「どうして。。。」という思いは、どうしても思ってしまう。
でも、ピーマンを食べられる子、ピーマンを食べられない子がいても不思議には思わないですよね。
もし、必要以上に学校へ行けない子を見て不安に思っているであれば、「学校に行って当たり前」「学校には絶対に行かないといけない」とあなた自身が思い過ぎなのかもしれません。
「勉強についていけなくなる」
「勉強がわからなくなって、ますます学校へ行けなくなって仕舞うのでは」と、心配される気持ちはわかります。
ただ、人生には休むときも必要です。
お子さんの場合、少し他の人よりも早く息切れしてしまっただけなのです。
お子さんを責めないでください。
あなた自身を責めないでください。
ある不登校の子がいっていました。「学校へ行けないこの時間は、神様がぼくにくれたプレゼントなんだ」と。
大丈夫です。
慌てる必要はありません。