仕事で悩む人たちみんなで元気玉を作るコミュニティ

Playful Company(プレイフルカンパニー)のプレイベントを京都でおこないました。

イベントを実際におこない、今まで想像の中で「楽しいんだろうなぁ」と思っていた思いが、確信に変わる瞬間でした。
会社以外で、こういうコミュニティがあるのは嬉しい。
友達以外で、こういう仕事の話やマジメなことを語り合えるのは貴重。

などといった声をいただくことができました。
この日のメインは、ワークアウト

それぞれが抱えている仕事にまつわる悩みや課題を持ち寄り、相談者以外の人たちが集まって解決策を練りました。

相談者は、みんなに「こんなことが困っています」と話すところから始めます。

みんなは、前提となることについて質問をしていきます。
「それってこういうこと?」「今はどういう状況?」「どうなれば、いいんだろう?」

大枠が理解出来ると、アイデア出しスタート。

相談者は、見えないところ(ただ、声は聞こえるように!)で隠れておきます。

ここがこのワークのキモ。

ふり返りのときにも出てたのですが、相談者が見えないことによって、好き放題にアドバイスが話せるのです。

相談者の前で話すと、「あっ、これはイマイチなんだな」などと顔色を伺ってしまうことがあります。
しかし、見えるところにいないので、本当に好き放題話すことが出来ます。
もう完全に言いっ放しに近い。

でも、そこが良いのです。

相談した人は、「自分では初めから出来ないと決めつけていたアイデアなんかもここでは出てくるので、1人では決して考えつかない(やろうと思えない)解決策が出てくるのは有り難い」と言います。

1人当たり30分ほどを使って、相談タイムをおこない、出てきたアイデアから実行するものを決めてもらいます。

今回は、プレイベントだったので後追いはしないのですが、今後サービスが始まると、実際にここで相談して選んだ方法を「じゃあ、実際にやってみてどうやった?」とふり返りをおこなうことになります。

「みんなの前でやる!って言うたし、やらないと!」というのが良いプレッシャーになり、次の行動をおこすモチベーションに繋がります。

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今回やってみて、Playful Companyのキャッチコピーである『仲間による、あなたのための実行委員会』は、まさにその通りだなぁと思いました。

自分のキャリアや仕事に関するかなり深いことに対して、他の人たちがまるで自分事のように考えてくれる。

普段、友達や家族には、そこまで深い話しはしないのではないでしょうか?

愚痴や悩みを吐くことはあっても、なかなか良い解決策をもらえることは少ないハズ。
(そもそも解決策を求めて(期待して)話すことってあまりないですよね)

でも、それが出来るのが Playful Company 最大の良さです。
僕もイチ参加者としてプレイベントに参加してみて感じたのは、“元気玉”みたいだなってこと。

ドラゴンボールに出てくる“元気玉”は、草木やいろんな生き物からエネルギーをもらって放つ必殺技です。
仕事は、1人でガンバるものだと思うかも知れません。
けれど、仕事が出来る人ほど頼ることやいろんな人のチカラを借りるのがうまいと僕は思います。

20代だと特に自分1人で仕事をしがち。
そもそもどうやって助けを求めていいかもわかりませんよね。

Playful Companyは、基本的に20代の人たちが集まる場所。
同世代だからこそ、気軽に話せるし、問題意識も共有できます。
なおかつ、それぞれ仕事や職種が違うので、自分とはちょっと違う視点も得られます。

普段、孤軍奮闘している。
人に頼ることが苦手。
自分1人でガンバろうとしてしまう。
相談出来る上司や仲間がいない、少ない。

そんな人たちにとっては、まるで元気玉のように、たくさんの仲間からチカラをもらえる場所。

それがPlayful Companyだなぁと感じていました。

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最後に、参加していただいたかたの感想を少し。

「ここで話すことで「やってみよう!」という背中を押してもらえました。」
「忙しくて「無理!」と思っていて初めから頭になかったアイデアなんかも出てきて、1人で考えているだけでは決して気がつかなかったことにも気づくことが出来ました。

 

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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