【連載】4. カフェをひらいてぼくがまなんだこと

今日は、自信をつける方法について書いていこう。
自信をつける簡単な方法は、成功体験をつくること。
簡単に言うと、「うまくいった」っていう経験だね。
うまくいっていないことに対して、うまくやれるイメージを持つのは難しいよね。
テストで90点以上取ったことがない子が、どれだけ勉強しても90点以上取るという想像はしにくい。
一回達成すると、「ここまでは出来る」「これはやったことがある」という自信になる。
自信がないと悩むキミには、ぜひこの成功体験をつけてもらいたい。
小さいことでいいんだ。
今まで出来なかったけど、少しだけガンバったら出来るようなことをやろう。
その積み重ねが自信になる。
キミは、挑戦やチャレンジに対してどんなイメージがあるだろう?
自分には出来ないこと?恐い?不可能?
すごい高い目標に対して取り組むことがチャレンジだと思うかも知れないけれど、そんなことはない。
今までやったことがないこと、出来ないと思っていることならどんなことだってチャレンジだ。
では、どんなことをしたらいいんだろう?
「やりたいことなんてない」とキミは、言うかも知れない。
大それたことを考えるからなにもないって思うんだ。
どんなことでもいいんだよ。ときめくもの、好きなこと。
「どこかに旅へ出たい」「ゲームがつくりたい」
なんでもいい。
「どうせ出来ない」とはじめからあきらめるのはやめよう。
パソコンがあれば無料でゲームを作るソフトはある。
旅も、遠くが無理なら少しだけ離れたところからはじめてもいいじゃないか。
隣の県でも、1人だけで行けば大冒険になる。
行きたい場所をインターネットで調べるだけでもいい。
なにか行動をおこそう。
やりたいことがないなら、探せばいい。
『人生で死ぬまでにやりたい100のリストのまとめ』ってのもある!
一歩踏み出すと景色が変わる
僕は、大学生のときに「カフェがしたいな」と思ってネットで一緒にやりたい人を集めたことがある。
計画なんてなにもなかった。もちろん、お金もね。
ただ、モーレツに「やりたい!」って思ったんだ。
「そんなの出来るわけない」とキミは思うかも知れない。
僕も内心そう思ってた。
出来る出来ないは大事じゃなかったんだ。
自分の想いに突き動かされて行動することがそのときにはとても大切なことだと思った。
だから、やりたい気持ちを文章にして、たくさんの人へ届けた。
その結果、商店街の場所を貸してもらい、2週間だけなんだけど自分の店を開くことが出来た。
見つけた仲間と一緒にお金を出し合い、メニューを考え、料理をつくる。
最高の経験だった。
「やれば出来るんだな」ってその経験を通して学んだ。
行動すればいろんなものが見えてくる。
はじめは手探りでも、だんだんわかってくる。
やりたい気持ちにふたをして、「どうせできない」とあきらめてないかい?
誰だって一歩踏み出すのは恐い。
僕がカフェをしたいと言ったときも「できっこない」とみんなに言われた。
ビビらなかったと言えばウソになる。
キミだけじゃない。
誰でも新しいことを始めるのには勇気がいる。
だから、はじめは恐いと思うくらいの大きな挑戦を目指さなくていい。
出来そうな挑戦をやってみよう!
小さな小さな一歩を踏み出そう。
他の人にはとても小さな一歩に見えたとしても、キミにとっては偉大な飛躍だ。
さぁ、今までに見たことがない景色を見にいこう。