僕たちが自尊感情の問題に取り組むワケ

まだまだ自尊感情という言葉の認知度は低いのが現状。(ちなみに、自尊感情と自己肯定感は、同じ意味です。)
学校現場や教育に関わっている人は、自尊感情を育むことが大切だとわかっています。
しかし、なかなか現場ではそこまで手が回らないのが今の現実です。
自尊感情について専門で取り組む団体がほとんどなかったこともあり、この問題について解決する団体としてやっていきたいと思いました。
自尊感情は、心のこと。
アンケートなどの調査も主観が入ってくるのでなかなか正確に測ることは難しい。
目に見えないので、実際に誰がどんな風に苦しんでいるかも見えにくい。
でも、自尊感情が低いとめちゃくちゃしんどいのです。
なぜわかるかと言うと僕自身が当事者だったから。
僕は、自尊感情が低くてかなり苦しみました。
当時は自尊感情という言葉も知らなかったので、自分がなぜ苦しんでいるのか、しんどいのかすらわからなかった。
今、日本では自尊感情が低い人が多くいます。
子どもだけでなく大人でもたくさんいるのです。
しかし、自尊感情を高めていくことは不可能なことではありません。
大人になってからでも十分に高めていくことはできます。子どもならなおさら。
自尊感情という言葉の認知度を多くの人たちへ届けたい。自尊感情が低くて苦しんでいる人を、僕と同じように悩んでいる人をなんとかしたい。
そんな気持ちで日々活動をしています。
今年は自尊感情についての講演も増やしていきますので、そちらもあわせて今後ともどうぞよろしくお願いいたします。