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不登校の子どもは、「ことば」を探している
学校に行かない息子(娘)が何を考えているのか、さっぱりわからない。 我が子の不登校の窮状を訴える親御さんの姿は、いつ対応しても難しく辛いものがあります。自分が当たり前のように通っていた学校という場所に、自分の子どもが行きたがらないというの... -
いま、卒業式に出たくないあなたへ。―不登校だった僕が中学校の卒業式に出た話
「卒業生、起立!礼!」 その号令に、深々と頭を下げる卒業生もいれば、ちょっと首を下ろすだけの卒業生もいる。頭を上げるタイミングもまちまちなので、なにひとつ統制の取れていない一礼。 これは先日、縁あって出席したとある学校の卒業式での光景であ... -
なぜ、不登校の子どもは朝起きられないのか
不登校の子どもたちが陥りやすい、生活リズムの乱れ。 僕自身も不登校だったころ、昼に起きて深夜遅くにならないと就寝しない・・・という生活になることがよくありました。土日のお休みだけなら良いのかもしれませんが、これが毎日続くとやっぱりしんどい... -
【2.25 講演レポ】「~しなくちゃいけない」が生み出す不登校
『1日ひとつ、「〜しなくちゃいけない」を減らす』 引用:くらばやしひでみつ「望んだことが次々に起こる! マーフィー」 P29 読書記録によれば2012年の2月、ジョセフ・マーフィーというアメリカの思想家の名言集に書いてあった一節。当時大学生の僕はどう... -
不登校は、チームスポーツだ。―びわ湖放送・健康フィロソフィ「不登校児への対応」を観て
あなたのお子さんが、ある日突然思い詰めた表情で「学校に行きたくない」と言い出したら。 きっと、頭が真っ白になると思います。おそらく、事前によっぽどの不登校や子どもに対する知識が深くない限りは、どこのご家庭でもパニックになるでしょう。それは... -
「学校がしんどい当事者」を、不安から救うために。
クリスマスも終わり、個人的にも本当に様々なことがあった2016年が間もなく終わりを告げようとしています。 そんな今年は、特に「学校がしんどい」子どもたちとたくさん出会った1年でもありました。 露骨に学校がしんどいアピールをする子もいました。 明... -
不登校は「法律違反」なのか、答えは義務教育と学校教育法が教えてくれた
不登校について言及すると、ほぼ必ずこんな意見が出ます。 学校に行かないということは、義務教育に反するのではないか。 確かに、納税・勤労とともに「教育」は国民の三大義務である、と社会の授業で教わらなかった人はほとんどいないと思います。だから... -
「不登校をなくす」のは、絶対無理です。
教職課程に在籍していることもあり、たびたび教員志望の方と話す機会があります。 で、自己紹介などで「どんな先生になりたいか」という話題になるのですが、そこでたまに「自分は不登校をなくしたい」と宣言される方がおられます。その心は、誰もが毎日学... -
不登校だった僕が、父の生前の言葉に病室で崩れ落ちた話
たいへん私事ですが、先日父を亡くしました。 このブログで何度も書いている通り、中学入学のころから不登校の道を歩んできた僕。それと同時に実は一人息子でして、両親からするとただひとりの実子が学校に行けなくなった、という見方をすることができます... -
不登校の鍵は「信頼関係」―8/28奈良不登校親の会レポ
8月28日、奈良県橿原市で開催された不登校親の会に参加してきました。 なら人材育成協会さんが主催で、不登校のお子さんを持つ親御さんや関わる人たちを対象に奈良県内の各市で開催されているこの集まり。今回は「不登校経験者の進路選択」ということで、...