不登校– category –
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通信制高校を卒業するために必要な、とってもとっても「大事な力」
2019年も終わりが迫り、中学生にとっては否が応でも「進路」というものを意識せざるを得ない季節がやってきました。 特に不登校の子どもたちの場合、出席状況や必要な学力を加味するとかなり進路が絞られてしまうことも少なくありません。学力に関しては本... -
不登校の子どもは増えているのに、フリースクールなどの利用率が伸びないのはどうしてだろう
2ヶ月ほど前に文部科学省より公表された平成30年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」。このブログでも不登校生徒数が2万人も増えたこと、いまだに学校頼みの不登校支援が続いていること、を中心に2度に渡ってこのデータから... -
29歳が、16歳と14歳の姉妹に「不登校のホンネ」を教えてもらった【不登校のおはなし会#21 レポート】
フリースクール事業をスタートさせたのを契機に、D.Liveが「不登校支援」を売り出しはじめて2年半ほど経ちます。実は、今年から僕はD.Liveの「渉外」として、たとえばフリースクール同士の交流の場に参加したり、各イベントへのブース出展などを時間の許す... -
僕が高校受験の数ヶ月間をほとんど覚えていないのは、自分が人一倍敏感な特質をもつ証なのかもしれない
寒くなる時期に入り、中学3年生や高校3年生はそろそろ「進路」を意識する季節になっています。僕が関わる子どもたちも早々に次の進路を確定させた子もいれば、まだまだこれからどういう選択を取るか頭を悩ませる子もいます。 ところで、中学3年間不登校だ... -
それでもまだ続く、「学校頼み」の不登校支援―平成30年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」から:その2
10月17日に公表された「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」平成30年度版のデータからいまの不登校を探る記事、今回はその2です。 その1では、小中学生の不登校の子どもたちが前年よりも2万人も増えたこと、高校生をあわせた不... -
なぜ、不登校の小中学生が「2万人」も増えたのか?―平成30年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」から:その1
文部科学省が毎年秋に公表している「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」の平成30年度版データが今年も10月17日に公開されました。 平成28年度・平成29年度と調査結果を踏まえた記事を書いていますが、例によって今... -
空飛ぶドローンを見上げて、不登校支援における卒業をデザインすることの大切さを感じた
先日、京都の学習塾 tera schoolさんのご好意で、tera schoolさんが主催されたプログラミング体験会に、昼TRY部の生徒をご招待いただいた。 体験会の当日、私は参加を希望した生徒を連れて体験会に行った。 体験会ではドローンを使った学習プログラ... -
突然の不安や心配が襲ってきたら自分から行動する|不登校のおはなし会in滋賀#20 レポート
「でも、この子は大丈夫って構えてても急に将来の心配が発作的に出てくることもありますよ。」 20回目の不登校のおはなし会in滋賀。 お子さんが不登校だったことがある保護者さんをゲストスピーカーにお招きし、10名程度の参加者と一... -
学校へ行くことは目的?手段?―麹町中学校工藤校長の言葉から考える「手段の目的化」
先日、テレビ東京系列『カンブリア宮殿』で千代田区立麹町中学校の特集が放送されました。 皇居や国会議事堂からほど近いところにあるこの中学校では、「中間・期末テスト」「宿題」「クラス担任」を廃止。その代わりに、テストに関しては単元ごとのミニテ... -
「 #8月31日の夜に 」変わらなければならないのは、生きづらさを抱える子どもではなく大人だと思う
NHKが昨年に続き、「#8月31日の夜に」というキャンペーンを展開しています。 日本において、18歳以下の自殺者数を日別に見ると、ダントツで「9月1日」に跳ね上がっているデータは、もうこのブログで何度もご紹介しました。9月1日、つまり夏休みの明けた2学...