山本 駿– Author –

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不登校のことを知らない、わからない先生方に、ぜひ来てほしいイベントがあります。―6/2(日)フリースクール昼TRY部活動報告会in滋賀
「シュンさんのところのように、不登校の支援をやってる人たちの情報がぜんぜんないんですよ。こっちもそれを知ってたら、不登校の子どもとか家庭に繋げられるのに」 先の連休、いま小学校の先生をやっている後輩と食事したときにこんなことを切り出されま... -
今度は、あなたが子どもたちの「お兄さん」「お姉さん」になる番です。―6/9(日)「滋賀教育系団体合同ボランティアマッチングフェア’19」開催
これを読んでいるみなさん、ちょっと子どものころの記憶をたどってみてください。 どこかで必ず、兄姉ではない、先生でもない、ちょっと年上のお兄さんやお姉さんと遊んでもらったという経験があるはずです。そして、子どもながらにそのお兄さんお姉さんと... -
放っておいても、子どもは勝手に人間関係を築ける。【5/2~3「多様な学びキャンプ!」レポート】
令和の2日目、5月2日から3日にかけて「多様な学びキャンプ!」に参加してきました。 これは関西を拠点に、不登校など多様な子どもたちの居場所をテーマとして活動している ・奈良スコーレ(奈良県田原本町のフリースクール) ・ASOVIVA!(大阪府千早赤阪村... -
たとえ不登校だったとしても、「いてくれるだけでそれでいい」。
「学校に行けない自分は、ダメな存在だ」 「なんで自分だけ学校に行けないのだろう」 「今日も行けなかった。またお母さんが悲しんでいる。自分は生きていていいのかな」 不登校の子どもたちの「自己肯定感」の低さは大きな課題です。親の喧嘩の声が耳に入... -
長期休みが明けて「学校に行きたくない」子を持つ保護者に届けたい、D.Live不登校ブログまとめ
2019年のゴールデンウィークは元号が平成から令和へと変わるのに伴い、すべてが休日となる10日間となっています。例年は4月末の連休と5月頭の連休の間に数日平日が挟まるので、ここまで長期にわたって休日が続くゴールデンウィークはたいへん珍しいと言っ... -
子育てに正解がないからこそ、我が子のいない自分も子育てしているのかもしれない
最近、僕も「子育て」しているのかもしれない、と思うようになりました。 いや、厳密に言えば、「これも『子育て』なのだな」と思うようになりました。 僕ぐらいの年代になってくると、すでに小学生の子を持つ親になっている同級生もいますし、なんなら学... -
もし再び不登校に戻っても、それは決して「失敗」じゃない
2019年度がはじまってはや1週間、入学式の便りも耳にする時期になりました。 新しい年度が始まるということは、環境がガラッと変わることを意味します。それに乗じて「新しい環境になるから、学校行ってみようかな」と不登校だった子どもが学級(学校)復... -
それ、本当に子どもを「怒鳴る」必要がありましたか?
先日、教員として働くにあたって「楽しそうにしていよう」ということを心がけていた、ということを書きましたが、実はもうひとつ徹底していたことがありました。 「怒らない」。 もう、このコラムで何度も何度も書いた話ですが、最初に入学した高校を辞め... -
「機嫌良く」過ごすことが、子どもたちの不安を取り除く第一歩
現場の教師のみなさんには、できるかぎり機嫌良くお仕事をしていただきたいと私は願っている。 人間は機嫌良く仕事をしているひとのそばにいると、自分も機嫌良く何かをしたくなるからである。 だから、学校の先生がすることは畢竟すればひとつだけでよい... -
不登校で留年するかもしれない高校生でも、「みんなといっしょ」に3年間で卒業できるチャンスがあります
滋賀県内ではちょうど今週火曜が小学校の卒業式だった学校も多く、卒業式ラッシュの季節もいよいよ佳境を迎えた時期になってきました。この卒業式ラッシュが終われば、在校生はまたひとつ学年が上がる、つまり「進級」ということになります。 いわゆる「義...