不登校のことを知らない、わからない先生方に、ぜひ来てほしいイベントがあります。―6/2(日)フリースクール昼TRY部活動報告会in滋賀

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「シュンさんのところのように、不登校の支援をやってる人たちの情報がぜんぜんないんですよ。こっちもそれを知ってたら、不登校の子どもとか家庭に繋げられるのに」

先の連休、いま小学校の先生をやっている後輩と食事したときにこんなことを切り出されました。

実は我々も似たようなことを思っているんです。

先生方は、もっともっと僕たちのことを頼ってほしいのに」。

我々D.Liveは、毎週月水木の午前~昼の時間帯、滋賀県大津市で「昼TRY部」という、不登校の子どもたちが昼間に過ごせる場所を提供しています。また不登校経験者である僕(山本)や田中、不登校支援に関わる得津がこのブログで不登校コラムを発信したり、保護者の方向けに不登校講座も行なっています。

だからこそ、特に小中学校の先生方が「それってどうなの?」と思うほどの不登校対応をしていたり、学校だけで不登校の子どもたちを支援しようとしている今の現状が、とても歯がゆく感じられるのです。

ハッキリ言って、不登校の子どもたちに関わることを、学校「だけ」でどうにかできるケースのほうが稀だと思います。ただでさえ毎日の授業から部活、生徒対応などに追われっぱなしの先生に、じっくりゆっくりと不登校の子どもたちに時間をかけられる余裕があるなんて、とても思えません。

上の円グラフは、小中学校における平成29年度の不登校児童生徒の在籍学校数を表したものです。小中学校全体で67%、中学校に絞ると87%の割合で「不登校の児童生徒が在籍している」というデータが公表されました。

なにが言いたいかと言えば、もう「学校の教員」である以上、不登校の子どもたちとまったく関わることがないという先生のほうが、むしろレアケースであるということです。散々報じられていますが、不登校の児童生徒数そのものも調査開始以来過去最多を記録しています。

さらに、不登校(=年間30日以上の欠席)ではないが、学校に対して閉塞感を抱いていたり、校長室など別室には登校できるが教室には入れない・・・などと言った不登校傾向にある児童生徒数も、推定30万人以上いるという調査結果もあります。おそらくこういった子どもたちは今後もっと増えるはずです。

それでもなお、不登校の子どもたちへの支援を、学校、もしくは教育委員会「だけ」で解決しようと言うのでしょうか。

もちろん、学校として関わっていく必要があるのは重々承知しています。しかし、「限られた時間の中で、そこまで無理してやる必要があるの?」ということがあるのも事実ですし、逆に忙しすぎて不登校の子どもたちに手が回らず、保護者や子ども自身が不安に感じるという相談もたくさん受けています。

僕自身も非常勤という形で教員をしていますが、本当に先生方は働き「すぎ」です。そりゃ不登校に限らず、ひとりひとりの子どもたちをゆっくり見守ることができないのも当たり前です。そしてそれは、最終的に不登校の子どもたち、そして家庭に、大きな迷惑をかけてしまうことになりかねません。

だからこそ思うのです。「先生方は、もっともっと僕たちのことを頼ってほしいのに」と。

前述しましたが、我々は毎週月水木の午前~昼の時間帯、滋賀県大津市で「昼TRY部」という、不登校の子どもたちが昼間に過ごせる場所を提供しています。スタートして2年が経過したということで、6月2日(日)に「フリースクール昼TRY部活動報告会」を草津市立まちづくりセンターにて行います。

僕はこの報告会、ぜひ学校の先生方にこそ来ていただきたいと思っています。日曜日、ということを差し引いても、です。

不登校のことがよくわからない。ましてフリースクールって何をやってるの?そんな疑問を、この場所では解決できるはずです。また、フリースクールをやっている上で生じる課題点などについても触れる予定です。正直、学校の先生方がこのあたりのことを深く学べる機会はまず珍しいと思います。

会の最後にはスタッフへの質問タイムも設けていますので、深く聞くことのできなかった情報や話題を直接ぶつけていただくことも可能なプログラムを組んでいます。

弊団体D.Liveとしても、「滋賀県でこうした不登校の支援をやっている」ということをひとりでも多くの学校の先生に知っていただく、という意味でも、今回の活動報告会は大きな意義があると思っています。ひとりでも多くの学校の先生に来ていただければ、同じ教員の立場としても非常に嬉しいです。

もちろんのこと、不登校のお子さんをもつ保護者の方、また我々と同じく不登校支援をされている団体のスタッフの方のご参加も大歓迎です。下記の要領でお申し込みください。


フリースクール昼TRY部活動報告会in滋賀 -2年間の成果と課題と子ども達との毎日-

○日時:6月2日(日) 14:00〜15:30(受付13:30〜 個別相談会・質問タイム16:00ごろまで)

○場所:草津市立まちづくりセンター
JR琵琶湖線「草津駅」下車徒歩5分
駐車場もありますが、数が少ないので埋まっているかもしれません。

○対象:不登校のお子さんがいる保護者さん、不登校の子どもと関わる大人の皆さん(先生、カウンセラー、ソーシャルワーカー、フリースクールスタッフなど)

○定員:20名

○参加費:無料

○プログラム
1、昼TRY部とD.Liveの紹介(開校日や時間、これまでの生徒数や過ごし方などをお話しします)

2、昼TRY部がはじまったキッカケ

3、保護者さんのニーズや入会までの流れ(D.Liveと保護者さんが出会って、昼TRY部に入会するまでの流れをお伝えします)

4、通っている生徒の成長や変化、昼TRY部の課題

5、ボランティア座談会(昼TRY部に来てくれる学生さんたちと教室の様子について話します)

6、保護者さん座談会(昼TRY部に通う生徒の保護者さんたちと話します)

(内容は予定です。当日、変更になることもございます。あらかじめご理解ください)

(昼TRY部HPはこちらから)

※報告会終了後 15:30〜16:00ごろまで、個別相談や質問を受け付けます。
お時間がおありの方はどうぞご参加ください。

 

○お申し込み

「6/2 フリースクール活動報告会参加」とし、 本文に、お名前・ご住所・ご連絡先を明記のうえ、info@dlive.jp にメールをお送りください。

※ こちらからのお返事が届かないケースが増えております。迷惑メール対策をされている方は特に、info@dlive.jp のメールが届くよう設定をお願いいたします。

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山本 駿

山本 駿

子どものころより過度に敏感な特性を持ち、中学3年間を不登校で過ごす。大学卒業後、不登校ボランティアを経て2014年よりD.Liveに参画し、現在は通信制高校教員を両立しながらTRY部や不登校講演事業を中心に担当。HSP(Highly Sensitive Person)特有の極度な繊細さを活かし、今を生きる子どもたちの先生でも友達でもない「ナナメの関係」になることを目指しています。