長期休みが明けて「学校に行きたくない」子を持つ保護者に届けたい、D.Live不登校ブログまとめ

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2019年のゴールデンウィークは元号が平成から令和へと変わるのに伴い、すべてが休日となる10日間となっています。例年は4月末の連休と5月頭の連休の間に数日平日が挟まるので、ここまで長期にわたって休日が続くゴールデンウィークはたいへん珍しいと言って過言はありません。

そこで気になってくるのが、子どもたちの様子です。

新年度が始まった4月から、新たな学校(クラス)がおもしろくない、しんどいと感じながらもとりあえず1ヶ月通ってみた。そんな子どもたちにとって、こんな思いを我慢してやってきた10連休は、これ以上ないくらいほっとする期間だと思います。

だからこそ、今度は今年で言えば5月7日火曜日、つまり連休が明けた最初の日というのが、憂鬱で憂鬱で仕方がない子どもたちがいるのです。まだ1週間お休みがありますが、いくらその間楽しみな予定があったとてもうすでに5月7日のことを考えるだけで辛い思いをしている子どももいるでしょう。

そんな子どもたちに、どう接すればいいのでしょうか。

一歩間違えれば、大人の対応は容易に子どもたちを死の淵へと追い詰めます。平成27年度の自殺白書では、ゴールデンウィーク明けの18歳以下の自殺者数は、夏休み明けと新学期直後に次ぐ3番目に多い数値を記録しています。

彼らは、「学校が辛い」と言うことを誰にでも言えるわけではありません。「言ったところで、誰も理解してくれない」「学校に行けなくなったら、もう死ぬしかない」と思いながら、自ら死を選んでしまう子どもたちの心情を慮ると、とっても心臓が痛くなります。

奇しくも、先述したように今年のゴールデンウィークは「令和」という新しい元号がはじまるという歴史に刻まれるものとなります。その令和の時代を作っていくいまの子どもたちをしっかり支えていくことが、いまを生きる大人の大きな使命だと思います。

そこで、ひとりでも多くの子どもたちが学校に対して辛い思いをしないよう、自信を持ってのびのびと育つ環境を作れるように、過去にこのブログで書いてきた不登校の記事を16個ピックアップしました。

大前提は、「事実をあるがままに認める」ということ

子どもが「連休明けに学校へ行きたくない」と言い出したら、どんな返事をすればいいのか。

もしくは、そんな直接的に言わずとも、朝起きてこなかったり暗い顔をしていたらどうすればいいのか。

とくに「朝起きられない」というのは連休で生活リズムが狂った、などと怠けのサインであると大人は時に感ずることがあります。しかしそれが怠けではなく「学校へ行きたくない」というサインであれば、大人側がとんでもない誤解をしている、ということになります。

子どもが「学校に行きたくない」と言い出したとき、いの一番にやらなくてはいけないこと
たとえ不登校でも「それでいいんだよ」と肯定する、ということ― #ウワサの保護者会 「不登校 親の悩み」を観て

「学校に行きたくない」という声に「いいから行きなさい」と返すことや、朝起きられない子どもを無理ぐり布団から引っ張り出すのは、ある意味で「学校に行きたくない」「朝起きられない」というこの状態を真っ向から否定する、ということが言えます。そこで大事なのが、その場を肯定すること。

「学校に行きたくない」気持ちをわかってあげること、「朝起きられない」というこの状態をひとまず受け入れることは誰にでもできるはずです。もちろん実際に行けない、起きられない場合もありますが、それで子どもがとりあえず学校行ってみようかなと思うかもしれない。

これが、有声無声問わず「学校に行きたくない」ということが起こったときにすべき第一歩だと思います。

学校とのやり取りはどうすれば?

「学校に行きたくない」問題は、家庭だけで収まるものではありません。当然ですが、学校側に子どもがこういった事情であることを伝える必要があります。これが長引くようであれば、学校側と保護者側で面談の機会を持つという流れになっていくでしょう。

【保護者向け】子どもの不登校について初めて学校の先生と面談するときに知っておきたい7つのこと+1

学校の先生と何を話せばいいのか。どういう顔で会えばいいのか。そもそも不登校を責められやしないだろうか。いろんなことを考えてしまうからこそ、どういうことを意識して面談に臨めばいいのかがわかっていれば、いくぶんか気持ちを落ち着かせて冷静に話し合うことができると思います。

また、面談を通して、「この子が不登校になったのは学校のせいだ」「あの先生が余計なことを言ったから」などという話が出てくるかもしれません。しかし、不登校の原因は他人に押し付けたところで、また自分で責任を負ったところで解決する問題ではありません。

あなたの子どもが不登校になったのは、誰の責任でもない

大事なことは、不登校になった子どもとの「これから」を考えることです。

子どもの家での過ごし方について

学校へ行っていない間、いったい子どもに何をさせればいいのだろうか、ととりあえず勉強するように仕向けてみたけど、なかなか勉強に手をつける気配がない。これもまた不登校の子どもによくある話です。

学校や外の居場所で疲れている子どもたちを、家で好きなようにのびのびさせてあげてください。

子どもが「学校に行きたくない」というのは、すなわち学校という場所に対して疲れを示している証拠です。とにかく、まずは学校という場をいったん忘れてのびのびと過ごすことが大事です。場合によれば勉強をも取り上げて休息させる必要もあります。

家さえも居心地が良くない場所になってしまえば、子どもたちがゆっくり休めて、かつ安心できる場所がいよいよもってなくなります。これはもはや死活問題なのです。

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それ、本当に子どもを「怒鳴る」必要がありましたか?

また、子どもにとって家を居心地の良い場所にするには、なによりも家族のサポートが必要不可欠です。とくに家族が機嫌良く過ごすことが本当に大事です。『声に出したい日本語』などでおなじみの明治大学の齋藤孝先生の著書に『不機嫌は罪である』というものがありますが、まさにそのとおり。

家族の誰かが不機嫌であればもちろん子どもたちも縮こまってしまう上、「お母さんが不機嫌なのは、自分が学校に行っていないせいだ」と必要以上に自らを責めてしまいます。だったら学校に行けばいいのに、と言われても、それができないからこそ、子どもたちは苦しんでいるのです。

不登校の子を見て不安になるのは、ちゃんと見ていないから。

それでもやっぱり学校に行けなくなった子どもの将来や今後が不安なときは、あえて過去や未来を考えないという方法もあります。いま、この瞬間の子どもたちの表情、行動を観察することで、なにか道が開けるヒントを手に入れられるかもしれません。

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マンガは、人生の教科書だ!

そして、今どきは学校へ通わなくとも、いくらでも「勉強」ができる時代になりました。YouTubeには数学や社会科などの授業を簡単に無料で受講できる動画が数多ありますし、携帯アプリで学習できるものも多く出ています。そして本や漫画などを通して勉強することだって可能です。

不登校の子どもの家庭学習「ホームエデュケーション」って、実際のところ何をしているのだろう
「子どもが勉強しない」と嘆く保護者の方に試してほしい、たったひとつのこと

近頃は「ホームエデュケーション」と言って、あえて学校に行かずに家で自宅学習をしたり、授業にとらわれない学び方を実践されているご家庭もあります。そのやり方を参考にしたり、また保護者の方自らが学ぶ姿勢をもつというのも、子どもの学習環境を整えるのに大いに貢献します。

さいごに:このブログの不登校おすすめ記事

弊団体のブログでは定期的にこうして不登校にまつわる記事を更新しています。ひとくちに不登校と言ってもここまでのまとめを読んでいただいて分かるように様々な切り口があり、ここで取り上げきれなかった記事もたくさんあります。

一部重複していますが、これまでの不登校に関するおすすめ記事をまとめたものもあります。このどれかの記事で、不登校にまつわるお悩みが少しでもラクになればすごくうれしいです。また、弊団体D.Liveのフリースクールなど不登校関連事業の記事もこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。

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山本 駿

山本 駿

子どものころより人一倍敏感な特性を持ち、中学3年間を不登校で過ごす。大学卒業後、不登校ボランティアを経て2014年よりD.Liveに参画し、現在は通信制高校教員を両立しながらTRY部や不登校講演事業を中心に担当。HSP(Highly Sensitive Person)特有の繊細さを活かし、今を生きる子どもたちの先生でも友達でもない「ナナメの関係」になることを目指しています。