山本 駿– Author –

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結局、フリースクールってどんなところなの?―その2:行事編
先週から書き始めている、僕のフリースクールでの体験談。今週は行事について書いていこうと思います。 (その1:勉強編はこちらからどうぞ) 僕は実際にフリースクールに5年ほど通っていましたが、その後別のフリースクールにスタッフとして関わっていた... -
生徒から学んだ「最後まで話を聞いてくれる大人」の大切さ【TRY部・秋の体験授業のお知らせ】
弊団体が毎週月曜と金曜に草津で開講している「TRY部」。 僕がこの「TRY部」に携わってもう3年が経ちました。基本的に勉強を教えることはせず、1週間の振り返りや学習計画、さらには学校生活の悩みを受け止めるこの場所で、僕は「大人が話を聞くことの大切... -
結局、フリースクールってどんなところなの?―その1:勉強編
弊団体の教室、昼TRY部は「フリースクール」として運営しています。 フリースクールとは、何らかの理由から学校に行くことができない、行かない、行きたくても行けない……という子どもたちが、小学校・中学校・高校の代わりに過ごす場所です。不登校やひき... -
「子どもが勉強しない」と嘆く保護者の方に試してほしい、たったひとつのこと
不登校の子どもは、学校に行かない、行きたくないからと言って、勉強も放棄するわけにはいきません。 学校に行かなくなった子どもたちはその現実から逃れるように眠って過ごしたり、ゲームに没頭する。前々から書いているようにこの現実逃避は大事なことで... -
不登校でも大丈夫!パソコンやスマホで勉強を手助けしてくれる無料アプリ・7選
不登校の子を持つ保護者の方とお話していると、よくこんなことを聞きます。 うちの子、勉強もせず、ずっとゲームやネットばかりしているんですよ・・・。 不登校の子どもがゲームに夢中になるのは、ある種の現実逃避という見方ができます。テレビやスマホ... -
古代ローマの人々が敗戦将軍を赦した理由―世界史から「不登校支援」を学ぼう
僕が不登校のころ、何か失敗したときにすごく落ち込むことがよくありました。 例えば、明日は朝からフリースクールに行くぞ、と決めていたのに、目が覚めたらとっくに昼を過ぎていたとか。これは本当にしょっちゅう失敗していました。フリースクールでの僕... -
学校が嫌でも、逃げ場所はたくさんあるということ―不登校居場所事業「昼TRY部」がいま、必要な理由
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・」 かつて『エヴァンゲリオン』のシンジくんは、そんなことをつぶやいていました。 もしかしたら、不登校の子どもたちの中には、シンジくんと同じように「逃げちゃダメだ・・・」と思っている人がいるかもしれませ... -
【9/17放送!】京都三条ラジオカフェ『KYOTO HAPPY NPO』にD.Liveが出演します
京都市内中心部が聴取範囲のFM79.7MHz「京都三条ラジオカフェ」の番組『KYOTO HAPPY NPO』で弊団体を取り上げていただけることになり、本日、収録に行ってきました。 今回は「学生が集まるNPO」ということで、スタッフ・山本とインターン生・橋本で出演。 ... -
「学校、どうしたの?」と思わないことが、不登校の子を救う―2学期が始まる前に伝えたいこと
今年も、「9月1日」が近づいてきました。 毎年、僕はこの時期に、決まって同じことをこのコラムで書いています。 夏休み後の登校、無理しないで 自殺防止へ団体呼びかけ:朝日新聞デジタル この朝日新聞の記事に、目を覆いたくなる、でも直視しなければな... -
大人の都合に振り回される子どもたち―不登校の僕があのとき欲しかった、ひとつの「環境」
この間、自宅の近くを歩いていると、まだ幼い女の子がぐずっているところに遭遇しました。 「足痛いから歩けへん」。 すると、お母さんは、キツい口調でこんなことを返していました。 「足痛いとか、そんなん、あんたの勝手やろ!」 子どもは、大人の都合...