山本 駿– Author –

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社会で活躍するのに、「不登校」なんて肩書は必要ない
先日、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの石井裕也投手が引退するにあたり、本拠地の札幌ドームでセレモニーが行われました。石井投手はもともと先天性難聴を抱え、補聴器が手放せない中で10年以上プロ野球で活躍し、その名も「サイレントK」というニ... -
不登校の子どもたちと関わる学校の先生にとりあえず意識してほしい、3つの「大原則」
不登校は「誰にでも起こること」です。 つまり、ある日突然「学校に行きたくない」と声を漏らすことが、誰の身にも起こりうるのです。たとえ1学期、いや昨日まで元気に楽しそうな様子を見せていたとしてもです。もしかしたらそれは、周りの大人に気を遣っ... -
いま不登校の子どもたちに手にとってほしい、勉強法や生き方を学べる本8冊
いよいよ夏休みが終わって2学期がはじまっています。きっとこれを読んでいる人の中には、この夏から意を決して「学校に行かない」という選択をした人もいると思います。嫌なところから逃げる、ということは、この先の人生においても非常に大切なことです。... -
「義務」「勉強」「将来」から考える、教員の僕が思う「学校に行かなくても大丈夫な生き方」
もうすぐ夏休みが終わります。僕が子どものころは決まって9月1日が始業式だったのですが、最近の学校は8月も終わっていないのに始業式をするようです。 そんな「夏休みの終わり」は、誰にだって寂しいものだと思いますが、中にはこの夏休みの終わりが寂し... -
すべての不登校の当事者は、ひとりでは救えません。―「 #不登校は不幸じゃない 」プロジェクトで思ったこと
この夏、「不登校」の見方が大きく変わるだろうなあ、と思いながら動きを見守っていました。 http://www.blog.dlive.jp/2018/08/01/s210/ ひとつは、先日も書きましたが文部科学省が不登校対応を大きく見直す、という点。 「教育機会確保法」の動きもあい... -
「学力」よりも、もっともっと大事なものがあるんじゃないか
学校は、本当に勉強「だけ」させておけば良い場所なのだろうか? そして、それだけで評価を下してもいいものなのだろうか? 教員という仕事をはじめてから、そんなことをよく考えます。確かにいわゆる成績というものは試験の点数がなければつけることがで... -
「学校に無理やり戻す」不登校支援が、時代遅れになる日―文部科学省が不登校対応を大きく見直します
僕が不登校だった中学校のときの話。 当時、僕は週に1度だけ保健室登校をしていました。その日も保健室で何をするわけでもなくボーッとしていたところに、突然ガラッと戸が開きました。生徒指導の先生が見回りに来たのです。 そのときひとり体調不良で休ん... -
「どうして、うちの子は朝起きられないのだろう」を解決できるヒントが、ここにあります。【7/21 「思春期の子育て講座」開催@滋賀県大津市】
「どうして、うちの子どもは朝起きてこないんだろう」 「あんだけ夜更かしするから、昼まで寝ちゃうんじゃないの」 朝起きられないことに苦しむ不登校の子どもたちを目前に、こんなことを思う保護者の方は少なくないと思います。そして生活リズムの乱れ、... -
僕が不登校だったことなんて、心の底からどうでもいい
僕が「教員」という肩書きを持つようになって、あっという間に2ヶ月が経つ。 10年思い描いていた世界だったいまの職場は非常に雰囲気もよく、生徒もまた僕の顔を見ると「おはよう!」と声をかけてくれたり、立ち話が延々と続くこともある。職員室に戻れば... -
教員になって気がついた、学校では「あれ」を教える余裕がない、ということ【TRY部 夏の無料体験授業実施中!】
僕はD.Liveでスタッフをしているかたわらで、この春から高校で教員もしています。 つまり、D.Liveで開いている教室「昼TRY部」「TRY部」をはるかに上回る人数の生徒と日々接していることになります。それほど忙しくない日には、生徒が自由に利用できるオー...