【イベントレポート】自信が持てる親になる。

能登川「 子民家エトコロ」にて、『自信が持てる親になる!』というイベントをおこないました。
親子参加ということで、子どもたちもたっくさん来てくれて、大盛況!

育脳インストラクターの中島みちるさんを講師にお迎えして、2時間半のガッツリなプログラム。

にも関わらず、アンケートでは「時間が足りなかったです」「もっとみちるさんのお話を聞きたかった」(みちるさんの講義は、45分ほど)などの嬉しい言葉をいただきました。

D.Liveとして、若いママ向けの講座を主催するのは初めて。

最近、親御さんと良く話す機会があるのですが、やっぱり育児に対して自信を持つのって難しいんですよね。
ついガミガミ言ってしまう自分がイヤになるし、言うことを聞いてくれない我が子に対してモヤモヤする。

子どもの自信と親の自信には関わりがあって、親が自信を持てていないと、どうしても子どもも自信を持つことが難しくなってしまいます。

子どもが自信を持つためにも、親の自信を高めることも必要!
そう思って、若いママ向けのイベントをおこないました。

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まずスタートは、チェックイン(自己紹介)から。

名前や出身、来た目的、そして私の好きな食べ物ランキングをそれぞれが紹介。

子どもは、似顔絵を描いて、自己紹介をおこないました。

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次は、アイスブレイク。
親も子どももみんな一緒になって、簡単なゲーム。

それぞれチームの1人だけがお題を見せてもらい、それを絵に描いて当てます。
当たれば、次の人に交代。

絵を描くという作業は子どもでも出来るので、みんなで一緒に楽しめ、大盛り上がりでした。
みんなが仲良くなったところで、大人と子どもに別れてそれぞれでワーク。

『子どもの自信白書』を元にして、「自信」についての説明。

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大切なのは、“受容”です。
受容とは、「受け容れて、取り込む」こと。
たとえば、イライラしてて子どもを怒鳴ってしまった。
このとき、「ああ、私ってダメだな」と思う必要はありません。
これは、全く自分を“受け容れ”られていないですよね?
自分自身に否定的になると、自信はどんどん下がっていきます。

でも、「いやぁ、イライラして怒鳴ったけどオッケー!!」と思うのもなんか違いますよね?
これは、“肯定”と“受容”の違いです。

肯定とは、「その通りだと判断し、認める」ことです。
怒鳴った自分をムリに肯定する(認める)必要はありません。

受容をするのです。

「ああ、イライラして怒ってしまったなぁ」と。
そういう自分を受け容れ、取り込むのです。
これを自己受容と言います。

自分を受け容れることが出来ないと、他人も受容出来ません。
子どもにも寛容になれないんですよね。

だからこそ、自己受容はとても大切です。
これは、すぐに出来ることではありません。
けれど、少しずつ少しずつ。
受容することを心がけていくと、自分自身を受け止めることが出来ます。
すると、自然にいろんな人も受け止められるようになります。

今回、僕の講義時間はほとんどとっていなかったので“自己受容”についての説明を簡単にさせていただき、あとは『子どもの自信白書』を読んでいただければと思い、皆さんにお渡しいたしました。

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このあとは、中島みちるさんのお話。
男脳や女脳など、脳の仕組みから子育てについて講義していただきました。

感想
「中島さんの講義の中でのたとえ話が、まさしく自分であると感じ、子どもとの接し方を変えていかないといけないなという気づきを得ることが出来ました」
「もっと、中島さんのお話を聞いていたかったです」

 

子どもたちチームは、みんなでコンセンサス(意見の一致)ゲーム!

「楽しい遊びは?」についてベスト3をチームで考えて、みんなの意見をまとめてランキングを作りました。

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最後は、親子参加のロールプレイング。

親が子ども役。
子どもが親役。

それぞれ立場を入れ替え、宿題しない子どもを説得してもらいました。

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ロールプレイングが終わると、どんな感じだったか、どんなことを思ったのかを振り返り。

「私が伝えたいと思っていたことを子どもが言ってくれて嬉しかった」
「他の人たちの意見が参考になった」などの感想がありました。

 

目次

まとめ

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今回、「親子で参加するイベント」という初めての試みでした。

プログラムを作る上で難しい部分もありましたが、親子で楽しんで参加していただけてとても良かったです。

僕は、サッカーの記事でも書きましたが、子育ては団体戦だと思っています。
1人だけでドリブルするのではなく、いろんな人にパスを出して、助け合いながら子育てをしていく。
そうすることによって、“楽しい子育て”に繋がっていくのだと信じています。

イベントに参加していただき、参加者同士がママ友達になっていき、いろんな相談などが出来る関係になれば、そんな嬉しいことはありません。

これからも、少しずつ子育てに関するイベントをしていきたいなぁと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします!

 

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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