親の愛情を感じた時vol.3 僕は、一度だけ親を泣かせた

親の愛情については、日々いろんなところで感じるのですが、
自分の中で一番印象に残っているのは小学校6年生の時です。

 

当時僕はいじめられていました。
放課後は友だちと遊んでて楽しいんだけど、
学校いくと、ある一人の子がずっと嫌がらせしてくる。
友だちにもうつったりして、同じように嫌がらせ受けることもありました。

 

すごいイヤで、しんどいなー。。。
でも誰にも止めてとも、しんどいとも言えない。
こんな苦しみを抱えてた時に、ある暗いテーマのドラマを母と観ていたんです。

 

「死にたい」

気づけば、ぽつりとそうこぼしていました。
「ドラマの影響か?」と聞かれましたが、
きっかけはそうかも知れませんが、今までの想いが爆発したんでしょう。

もう、かなり前のことで全然覚えてないんですが、
はっきりと思い出せるのは泣きながら僕をビンタし、
「死にたいとか言うな!」とすごい剣幕で語る母の言葉です。

 

その時、僕の胸に刻み込まれたのは
「母を悲しませるようなことをしてはならない」
という命題でした。

 

いくつも愛を感じたことはありますが、
これが一番強く僕が母の愛を感じたときです。

 

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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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