不登校が分かり、関わり方が学べ、不安が減る講座[不登校連続講座]

「あれ? そう言えば……」

疑問に思って、いろいろ調べてみました。
Webや本などなど。

でも、なかったのです。

不登校の情報は、たくさんあります。
ネットにもあります。

でもね、体系的なことは書かれていないのです。

ほとんどが対処療法です。

「こうしましょう」
「こうすればいいのです」

しかし、ですよ。

それだけでは足りないのです。

たとえば、「無理矢理学校行かせるのは良くないので、ゆっくりさせましょう」などと書かれていたとします。

では、一体いつまでゆっくりさせておけばいいのでしょうか?

“ゆっくり”とは、一体なんなのか?

How to は、分かりやすいですが、応用がききにくい。

分かりやすいHow to記事っていうのは、僕は、ジャンクフードのようなものだと思うのです。

簡単に食べられる。

一見すると、美味しいそうに見える。

でも、実は体に悪かったりします。

不登校に関する記事や情報は、ほとんどがジャンクフードのようなものばかり。

はじめは不安になり、たくさんの情報を集めようとします。

でも、いつか胸焼けをおこしてしまう。

不登校に関して、どうすればいいのか。
どうして不登校になるのか。
子どもとどのように関わっていけばいいのか。

ちゃんと体系化した情報が無いなと思ったのです。

不登校とはなにか?
子どもとの関わり方
子どもがどんな気持ちなのか
未来に向けて保護者が出来ること

これが分かれば、不登校に関する多くの不安は軽減されるのです。

僕たちが知ってることを伝えれば、きっとたくさんの保護者さんの悩みは減るぞ。

そう確信めいた気持ちで、昨年の4月より不登校連続講座を始めました。

2週間に1回、3時間の講座。

お子さんがいる保護者さんにとっては、時間を捻出するのは大変で、果たして参加していただけるのだろうかと不安にもなりました。

けれど、これまで4回実施して、延べ83名のかたにご参加いただきました。

「やって良かった」と思ったのが、講座が終わってからのアンケート。

皆さんA4用紙の裏表にびっちり感想を書いてくださるのです。

(アンケートはこちらのページの真ん中部分にあります)

そして、周りの方々に「良かったよ」とお伝えいただけます。

録画したものを見られる動画受講もおこない、関西だけでなく全国からもご参加いただいています。

講座に参加してから、フリースクールに通うようになった子もいます。

海外留学するようになった子もいます。

みずから勉強するようになった子もいます。

たくさんの変化が見られ、その報告を聞くたびに、「やって良かったな」と思うのです。

3時間 × 6回 で、計18時間。

正直、しんどいです。

でも、ジャンクフードのような情報を集めているよりも、栄養のある食事をしっかりとったほうが、結果的に体にも良いのです。

幸い、僕は関西人で元芸人ということもあり、しゃべくり(トーク)は得意です。

そのため、「講義があっという間」「なにより講義が楽しいです」というお声をいただいているので、決して退屈はしないと思います。

録画が見られるので、何度でも講義を見返すこともできます。

参加出来ない日があっても、ご家庭で講義動画を見ることができます。

Youtubeで見ることができるので、スマホで簡単に再生できます。

移動中に見たり、音声だけを聞いておくこともできます。

寝るときに聴きながら寝ているというかたもいらっしゃいました。

僕たちD.Liveの強みは、なんといっても実践と理論の両輪です。

不登校のことを語る人たちって、ほとんどがカウンセラーだったり、専門家です。

もちろん、素晴らしい方々がたくさんいらっしゃいますが、彼らは日常的に子どもたちを見ていません。

カウンセリングと言っても、多くても月に1回くらいしかその子に会いません。

僕たちはフリースクールを運営しているので、多いときでは週に3回くらい会うのです。

10時間近くを一緒に過ごしています。

その中で、なにで悩み、なにを感じ、なにを思っているのか、この目で見ています。

そして、面談を通してたくさんの保護者さんのお話を伺っています。

今度、東京大学の院生の方と一緒に調査も始めました。

講座でお伝えするのは、全て、実際に子どもたちを見て、その中で試行錯誤して得た知識や経験、方法です。

しかも、お伝えする方法は、それほど難しくありません。

聞いて、スグに実践できます。

もちろん、難しいこと、スキル習得まで時間がかかるものもあります。

けれど、講座が終わって、「今日、帰って早速使ってみます」というものを出来るだけお伝えするようにしています。

正直な話、不登校の子と関わるのはしんどいです。

疲れてる保護者さんが多くいらっしゃいます。

その方々に、「もっとガンバれ!」なんて僕は絶対に言えません。

「なんとかしたい」と思っている方々が、簡単に、スグできることで、「おもしろい」「たのしい」「もっとやりたい」となるんだと思います。

いくら方法が正しくても、理解するのが難しかったり、習得までに多大な努力が必要なものは続きません。

そして、この講座でなにより大きいのは、仲間ができることです。

不登校の保護者さん同士ってなかなか繋がりができません。

学校でも、「この人は不登校の保護者さんですよー」と紹介してくれることなんてありません。

「あっ、みんな同じ不安持っているんだ」

それが分かるだけでも、気持ちはラクになります。

講座に参加された方々は、仲良くなり、講座が終わったあとにみんなでランチに行かれるなどされています。

「このカウンセラー良かったよ」「ここの病院信頼できるよ」なんて情報交換も出来ようになっていました。

学校で考えると、不登校はマイノリティ。少数派です。

でもね、周りを見渡したら、不登校の子ってたくさんいます。

もし、不登校のことで悩んでいる。
孤独を感じている。
関わりで困っている。

そんな保護者さんがいれば、きっとこの講座は、大きな役に立つと思います。

(概要は、下記のバナーからご覧ください)

 

不登校連続講座 in 草津

 

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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