先生!いつまでやる気が出るだけの研修をくりかえすんですか。

こんにちは、スタッフの得津です。

ぼくが新任の先生だったころのことをお話しさせてください。

 

新任だったので、毎週のように研修があった時期がありました。

授業づくり。いじめの実態調査。学級経営などなど。

本当にたくさんの研修があり、もらった資料はどんどん増えていきました。

 

 

たくさんの研修を受け続けた結果、研修には2種類あることがわかりました。

おもしろい研修おもしろくない研修です。

 

 

 

おもしろい研修はワクワクします。

「明日からこの実践をしてみよう。」

「こんな形で子どもと関係づくりができるのか!」

「ちょっとやる気出てきたぞ!」

おもしろい研修には、毎日の実践に生かせるおどろきや発見がありました。

 

 

反対に、おもしろくない研修はウトウトしてしまいます。

特に、クーラーの効いた部屋で行われる研修は危険でした。
何度もウトウトしそうになりました。

正直ですが、研修の内容もほとんど覚えていません。

 

 

 

新任のぼくは、明日から生かせるものは「おもしろい研修」。
そうじゃないものは「おもしろくない研修」だと分けていました。

 

 

 

バカでした。

考えが浅はかでした。

 

 

 

今は違います。

おもしろい研修に対して、このように思います。

 

おもしろい研修は、麻薬です。

 

 

 

受講したときはテンションがあがって、やってみようという気持ちになります。実際にやります。
けど、せいぜい一週間程度しか続きません。

 

また新しい「おもしろい研修」を探します。

そして実践する。やっぱり続かない。
このくり返しです。

 

その結果、研修でもらった資料は古いものからどんどん棚の隅に移動していきます。

 

 

この新しい刺激を求める行動は、教育系の本選びについても同じです。

 

具体的な実践が書いてある本ほど手を出します。
どのように授業を進めていけばいいか方法が書いてあるからです。

しかし、その授業が終わってしまえば使われることはありません。別の授業で困ったときには、また同じように実践が書いてる本を探します。これをくり返すうちに、本棚にはほとんど使われない本がたまっていきます。

 

 

これはもう麻薬と同じです。

使えば使うほど、どんどん依存していく。

おもしろい研修にハマればハマるほど、受けた時はテンションが上がる。
以前聞いたことがあるような話にも「やっぱりそうだよなぁ」とうなずく。
でも続かない。

 

 

どうして続かないんでしょう。

 

それは、一般的な研修や教育系の技術書は「方法」を教えてくれるからです。だから、「やってみよう」という気持ちになります。けれど、結局それでは定着しません。麻薬みたいに何度も何度も新しい技術書に手を出して、たいして読みもしない教育書が本棚にたまっていく先生がどれほどいることでしょうか。

 

 

ぼく自身、D.Liveで働くようになり、研修を受ける立場から行う立場へと変わりました。

 

先生に向けて、自尊感情についてお話をします。
お話をするときには、漢方薬になることを意識しています。

 

麻薬ではなく、漢方薬。

じわじわと先生に効くお話を意識しています。

 

子どもの自尊感情を育てることが大切だと心の底から思うからこそ、先生にとって麻薬のような研修にしたくありません。D.Liveの話が、じわじわとずっと心に残る漢方薬でありたいのです。

 

 

では、D.Liveは自尊感情についてどんな話をしているのか。

具体的には、「問い」や「考えかた」を中心にお話しします。

 

ケーススタディやD.Liveが子どもたちにおこなった実践を話すこともありますが、その奥にある子どもの見方や問いの立て方をお話しします。

 

問いを立てかたを持って帰ってもらうので、先生方には自然と「問い」が生まれます。

そして、あーでもないこーでもないと日々考え続けることになります。

 

ぼくはこの営みこそが子どもの自尊感情を育み、安心感のある学級を作ることにつながると考えています。

「学び続ける先生」って、単純に本をたくさん読み、研修にたくさん参加する先生ではなく、自分なりに考えトライしつづける先生だと思うんです。そんな先生になる一歩を踏み出しませんか。

 

こんな先生や職場にオススメ

・子どもの自尊感情を育てたいけれど、ついつい後回しになっている
・学校内で子どもの自尊感情を育てるキッカケにしたい
・自尊感情を育てるための実践やヒントが欲しい
・新任研修や担当者研修でデータを示した話がして欲しい

講演テーマ例

・子どもの自尊感情の育てかた ~ただ褒めるだけでいいのかと思い始めたあなたへ~
・データから見る子どもの自尊感情と、望ましい先生のかかわり
・思春期の子どもが待っているコミュニケーション

 

受講者全員がもらえる特典!

D.Liveが作成した「子どもの自信白書’16」を受講された先生全員に無料でお渡しいたします。

「子どもの自信白書’16」には、小5〜高3生200名におこなった自尊感情アンケートの調査結果。D.Liveが開催した講演録。子どもの本音インタビューなどが掲載されています。

「子どもの自信白書’16」の詳細はこちらから

D.Liveの研修を受けた人の感想

○ いろいろな立場の人の意見を聞けて、教育のこと、こどものこと、自尊感情のことなど、様々なことを考えるきっかけになりました。(20代 女性)

○ D.Liveでの研修をきっかけに校内でも、自尊感情を育てようという気分が高まってきました。いただいた冊子も回覧用にして活用しています。(40代 男性)

 

研修/講演のお申し込みと詳細はこちらから

過去におこなったスライドやテーマ例、料金などについて載せております。

<講演・研修のご依頼は下記バナーより>

 

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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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