フリースクール昼TRY部が変えた草津市の不登校に関する1つの数値について

こんにちは。スタッフの得津です。

私たちがフリースクール昼TRY部を始めて2年が経ちました。

 

滋賀県大津市の瀬田駅近くにあるフリースクールには、これまでに約30人の生徒が通い、生徒それぞれの変化や成長がありました。

そんな一人ひとりのエピソードについては、こちらのブログでも時折ご紹介してきました。

 

今日はそういう生徒のエピソードではなく、数値の話をしようと思っています。

不登校の小・中学生の数は全国で約144,000人(平成29年度調査文科省)。

 

そのうち、学校以外の場所(適応指導教室やフリースクール)に通えている生徒がどれくらいかご存知でしょうか。

実は全体の11%程度なんです。

これは過去に実施された適応指導教室に通う生徒数の調査と、その年の不登校生徒数の数を割って私が独自に出した数値ではあります。きちんとした統計とはズレますが、私たちが活動する草津市の不登校数と、以前教えてもらった草津市の適応指導教室に通う生徒数を割るとほぼ同じ数値になったこと。そして、クラスジャパンという不登校支援のサイトでも同じような統計結果が出されていることから、ある程度妥当性のある数値だと思っています。

 

この、学校以外の居場所に通う不登校の生徒の割合。

フリースクール昼TRY部に通う生徒のうち、草津市から通う生徒数と市の適応指導教室に通う生徒数とを合わせて草津市の不登校数で割ることで、割合の向上が見られました。

具体的には全国平均の11%から6%高い、17%です。

 

 

もちろん、統一された調査によったものではないので多分に不確かさはありますが、草津市にいる不登校の生徒の中で学校以外の場所を探している子どもたちのうち、6%分の力にはなることができました。

 

とはいえ、まだまだニーズに答えられていない部分もあるので、学校以外の居場所を求めている子どもたちの力になれるよう努力していきます。

 

●フリースクール昼TRY部のさらに詳しい数値の話や、生徒が教室を知って通うようになったきっかけなどを6月2日の活動報告会でお話しいたします。詳細はこちらから

 

●フリースクールを増やすために毎月の寄付を募っております。皆さんのご支援が子どもたちの居場所になります。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。詳細はこちらから

 

 

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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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