服屋の店員が、呼んでもいないのに、スグに声をかけて来てストレスを感じる件について

圧倒的なストレス。

いや、もう、無理。

ホント無理。

イライラする。

そんな日々からやっと、やっと、解放される日が来そう。

嫌いなものは、たくさんある。

食べ物で言うと、納豆やおくら。
ネバネバする意味がわからない。

ネバる必要がわからなくて、給食ででてきたときは、水であらって食べていた。

ほかにも、いろいろ嫌いなものはあるんだけど、その中の1つが、服屋の店員。

嫌いというか、苦手というか、ダメだ。
もう、服屋のシステムの全てがダメ。

なんで、店に入ると店員は、スグに近づいてくるんだ?
磁石でもついているのか?

まるでゾーンプレスで徹底的にマークされているかのように、すぐに囲んでくる。

こっちとしては、別になにかを見たいってよりも、なんとなく見てみたいなと思っているだけなのに、どうしてスグに近づいてくるんだ?

近づいてきて、気のきいたことを言うのならいい。

百歩譲って理解するけれども、言ってくるのが、「なにかお探しでしょうか?」って!

いや、もう、ほっとけよ。
ほっておいてくれ。

本気で、全力で、なんとかして探したかったら、すぐにキミを呼ぶよ。
困ったら呼ぶよ。

困るもなにも、まだ一歩踏み出しただけで、なぜすぐに「Can I help you?」なのだ?
困る次元にもいってねーよ。

大食い大会で一口食べただけで、「まだ食べられますか?」と、聞くみたいなもんだよ。

どんだけ、スグに聞いてくるんだ。
よくわからないんだけど、あれは、そのように指導されているのだろうか。

なんであんなにスグ近づいてくるんだ?

思うんだけど、ファミレスにある、ピンポーンのボタンを、どっかに置いておけばいいんだよ。
困ったら押すよ。
そんなに攻めてこなくても。
心配しなくても。

イライラするのは、買いたいときに限って店員はどっかに言っていて、サイズとか聞きたいのに、いないんだ。

なんなんだ。いやがらせ?
前半にスタミナを使いすぎるから、後半にバテるんだ。

だから、言っているんだよ。
ピンポーンを置け。
壁に貼っておいてくれ。

それで、充分だ。   

服屋のシステムにイライラすることは、店員だけじゃない。

値札の付け方も、イヤだ。
どうして、あんな隠すように中へなおしているんだ?

まずは、値札みたいけど、見つけられなくって、でもなんか値札見てたらかっこ悪いから、「ああ、これはレーヨンなのかぁ」とか、素材を見ているフリをして、値段をみないといけないじゃないか!

もっと、でかく書いておいてくれ!   

  

あと、商品だけど、どうして、いろんなところに置いてあるんだ?

セーターは、セーターで1箇所にまとめろよ。
なぜ、離れたところにも置いてある?

本屋だったら、マンガコーナーの中に太宰治が置いているようなものだよ。

うんざりだ。
だから、イヤなんだ服屋は。  

忘れもしない。高校生の頃。
アメ村に行って、Tシャツを買おうとぶらぶらしていた。

店員の人につかまって、「なに探しているの?」と聞かれたから、「Tシャツです」と答えた。

「いくらくらいで探しているん?」
「あー、2,000円くらいです」  

「えっ?2,000円?そんなんないで。ユニクロにしかないわ」

  

いやいやいやいやいや!

別にあんたのところで買おうとも思っていないし、聞かれたから言っただけで、なんでそんなに言われないといけないんだっ!

そこからだ。
そのころから、僕は服屋は嫌いで、買うときも、店に入って数分で帰る。

イライラしてくるから。

試着室も、嫌いだ。
どうして、買う側が、服を脱ぐという非常にめんどくさい行為をしないといけないんだ?

レストランに行って、大根おろしを自分でするようなものだよ?

  

そして、トラップはまだある。

試着室の前で待っている店員さんよ。
キミは、なにがしたいんだ?

「どうですかー?」ってなんやねん!

着替えているのに、声をかけてくる人もいる。
いや、まだ脱いでるねん。

あと、”どうですかーっ”て、なんやねん!
どうもこうもあれへんねん。  

試着室に、あれ、置いておいて欲しい。
ホテルに置いてある、「Don’t disturb」の札。

あれをかけておいて、「邪魔しないでください」を全面に出したい。  

僕は、どんなときでも、話しかけられたくない。
美容院でも、話しかけてくる人は、無理。

服屋でも、一言も発せずに買い物をしたい。

ネットショッピングもあるけれど、ブランドによってサイズが違うなど、やっぱり、それはそれでめんどくさいこともある。

どうして、服屋ってのは、あんなに話しかけてくるんだろう?

本屋で、「なに探しているんですかー?」「いい本、入ってますよ?」と言われたことないし、電気屋で「最近、LEDハヤってるんです」と、だからなんやねんっ!と思うような声かけをされることもない。  

僕は服屋が嫌いなので、必然的に、服を買う行為も嫌いだ。
できるだけ、服を買いたくない。

そこで、ずっと思っていたのが、同じ服を着たいということ。

ジョブズもマーク・ザッカーバーグもアインシュタインも、みんな同じ服を着ているそうだ。
でも、じゃあ、同じ服を着るといっても、なにを着たらいいんだろう。

悩んでいる間にときは過ぎていった。
  
  
しかし、だ。

ついに、エポックメイキングなときは、きた。
ついに、ついに。
毎日着られる、服を見つけることができた。

服屋を卒業できる嬉しい一報は、年の暮れにやってきた。

  
一通のメール。

あるファッションブランドからのご連絡。

内容は、「あなたの団体のTシャツやパーカーを作りますよ。それを1週間期間限定で販売して、売り上げの一部を寄付としてお渡しいたします」とのこと。

  
きた。
これは、きた。

寄付は、もちろんありがたい。

でも、僕としては、もっと大きな、長年の問題が解決するときがきたのかもしれない。

自団体のTシャツだ。
自分たちのTシャツができる。

マクドナルドの店員は、いつも同じ服を着ている。
それと同じ。
制服として、毎日着たらいいんだ。

打ち合わせも、講演も、どんな仕事も、同じTシャツでいける。
だって、制服なんだもん。

マクドナルドの店員に向かって、「なんなんだ!その服装は、けしからん!」とは、言われない。
そう、制服なら大丈夫なんだ。

  
「あの人は、いつも同じ服を着ているわね。ああ、汚い人」なんて、思われることはない。

「ああ、あの団体は、とてもオシャレなTシャツをつくっていらっしゃるね」と、もう、すごく、ポジティブに見られる。

なにもしていないのに、オシャレに見られる。綾野剛や松坂桃李のように見られる。

良いことばかりだ。

スグに声をかけてくる、試着室で出口を抑えているゴールキーパー店員とも、もうスグおさらばだ。

ふっふっふ。残念だったな。

服屋の店員よ。
もう、僕はキミたちに恐れて、大音量でイヤフォンをつけてラジオを聞く必要もなくなった。

制服、楽しみだ。

ああ、楽しみだ。
これで、解放される。

服屋のストレスとは、おさらばだ。  

  

1/16より、JAMMINさんから1週間の期間限定でD.Live Tシャツが販売されます!!

大丈夫。安心してください。
Webで購入できるので、店員の人にわずらわされることもございません。

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Coming soon  

  
  
  
  
  

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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