【9/3 21:00~YouTube生配信】コロナ禍における「夏休み明けの不登校」を、不安な気持ちに寄り添いながら考える1時間をお届けします

毎月1度お届けしているYouTube生配信「ざつだんD.Live」。次回のテーマは、「コロナ禍における夏休み明けの不登校」です。
今年の「夏休み明け」がこういう状況下になることを、夏休み前に予測できた人はどれくらいいたのでしょうか。
ここ数年、ぐっと「夏休み明けの不登校」が大きく取り上げられるようになってきましたが、今年はさらに「コロナ禍」という不安もそこに加わりました。これまでにない感染者数の増加で、どうしたって密になる教室に通いたくない、通わせたくない、という家庭が大きく増えました。
すでに宮崎市ではコロナ感染不安を理由に1098人の小中学生が欠席したというニュースも出ています(夏休み明け 感染不安などで1000人超の児童・生徒が欠席 宮崎市 | 新型コロナウイルス | NHKニュース)。この数字は宮崎市の全小中学生の3.4%にあたるそうです。かなり多い数値だと思います。
こうした子どもたちがクローズアップされる反面、世の中にはどんなに感染が蔓延していたとしても学校が楽しい子ども、家よりも学校が落ち着く子ども、なるべく親から離れたところで1分1秒でも長くいたい子どももいることも忘れてはなりません。
そういう視点で考えると、僕は「一斉休校」には明確に反対しています。
とはいえ、大事なのは、こうして自ら学校を休む道を選び、学校が楽しくない、行きたくない、できることなら学校が消えて欲しい、と感じている子どもたちへのサポートが必要なことです。
NHKが毎年8月31日に「#8月31日の夜に」と題し、夏休み明けの学校がしんどい子どもたちへ届ける番組も恒例と化しつつありますし、新聞社が有名人へのインタビューを通して「学校を休む選択肢があるよ」ということを広めつつあるのは、すごくいい方向性だと思います。
前述した宮崎市のケースも踏まえると、今年は特に、それまで学校が楽しい!と思っていた子どもさえ、「コロナ」の3文字で登校に対する不安を抱えていることも大いに考えられ、実際に欠席へ踏み出した子どもたちも大勢いると思います。
特にそうした子どもたちは、楽しい学校をコロナに奪われたというショックを大きく感じ、塞ぎ込んでしまうということも視野に入れた対応が必要でしょう。
そうした子どもたちなど、さまざまな「2学期への不安」を抱える子どもたちにとって、私たちは今何ができるか?どんな行動を起こすべきか?多くの学校で2学期最初の週末を迎える9月3日に考える生配信をお届けしたいと思います。
夏休み明けの登校に不安を感じる子の保護者の方はもちろん、フリースクールなどの教育関係者、さらには学校の先生もぜひご覧いただきたい配信です。ぜひ、一緒に考えましょう。
今回ゲストには、ご自身にも不登校の経験があり、現在は関東を中心に活動されている「生きづらいけど生きてやる系シンガーソングライター」の風見穏香さん(しーちゃん)をお呼びしました。コロナ禍、そして夏休み明けで「学校がしんどい」という気持ちに寄り添えるような1時間をお届けします。ぜひご覧ください。
ざつだんD.Live #18「コロナ禍の夏休み明けを考える」
2021/9/3(金)21:00~ YouTube Liveにて生配信(1時間ほどの配信を予定しています)
配信URL:https://youtu.be/w5qc7eVgbMc
(リマインダー登録しておくと見忘れなく便利です!)