山本 駿– Author –

-
すべての不登校の子どもたちへ、「表現」のすゝめ。
ひょうげん【表現】名詞・動詞 思ったこと、感じたこと、考えたことを、ことば・文字・音・色・形・身ぶりなどであらわすこと。 出典:『チャレンジ小学国語辞典』 たとえば、学校の運動会でソーラン節を踊ったり、組体操にチャレンジすることがあります。... -
不登校の子どもに「勉強してほしい」と願う保護者のみなさんへ。
当たり前ですが、不登校の子どもたちは学校の授業を受ける機会がありません。たとえば塾の映像授業を受けているというのなら別ですが、少なくとも教室の一番後ろにビデオカメラを置き、その授業をどこかへライブ配信しているような例はないはずです。 それ... -
不登校の生徒がいることで、深く思い悩む「先生」がいるということ
我が子が不登校になったとき、「どうして?」「なんで?」と思うことはたくさんあると思います。 この子は何を思っているの?なんで学校に行けなくなったの?どうすればいいの?? そんなときに、おのずと「我が子が不登校になった責任」を、学校の側に求... -
敏感すぎる特性を持つ僕が、子どもと接するときに大切にしている3つのこと
「ヤマモトさんって、普段どのように子どもと接しているのですか?」 と、たまに聞かれることがあります。 いま僕は、学校の教員として日々高校生と関わり、弊団体の「昼TRY部」「TRY部」で不登校の子どもたちや悩みの多い中学生とも関わっています。つま... -
僕も「パパ活」「ママ活」に手を出していたかもしれない
最近、「パパ活」「ママ活」という言葉が話題になっている。 「パパ活」「ママ活」とは、中高生が年の離れた男性(パパ)や女性(ママ)と食事やデートに行き、金銭の援助を受けることを指す。Twitterでは「#パパ活」などとハッシュタグをつけて相手を求め... -
あなたの子どもが不登校になったのは、誰の責任でもない
子どもが学校へ行かなくなったとき、しばしば家庭でこんなことが起こります。 「お前の教育が悪いせいだ」とお母さんに向かって怒る、お父さん。 「私がよくなかったんだわ」と責任を一身に背負い続ける、お母さん。 保護者目線で書かれた不登校の体験談に... -
増え続ける不登校の子どもたちに、何が必要なのか―平成29年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」から
文部科学省が、毎年秋に前年度のいじめや不登校などの件数を公表する「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」。今年も先週に平成29年度のデータが公開されました。 この調査結果に関しては昨年も取り上げているのですが、改め... -
学校がしんどい子どもたちに「クラスメイトと無理に関わるな」と言っても、あまり意味がない理由
「学校がしんどい子どもたちになにか一言」、というインタビューを、最近良く見かける気がします。その中には、かつて不登校を経験した有名人や文化人はもちろんのこと、まったく不登校という話を聞いたことがない人気者までコメントを寄せていることもあ... -
子どもが「学校に行きたくない」と言い出したとき、いの一番にやらなくてはいけないこと
我が子がある日突然、「学校に行きたくない」と言い出した。 こんなとき、あなたはどうしますか? たとえ元気に学校へ行っていても、翌日いきなり学校に行きたくない、と言い出す可能性は、どの子どもたちにもあります。「100%不登校にならない」子どもな... -
真面目に学校へ通う子どもたちだからこそ、周りが伝えてあげたい「休む勇気」
今から9年前、僕が大学に入ってすぐのときの話です。 僕は大学時代を親元を離れた岐阜県で過ごしました。半分一人暮らしがしたかったという理由で家を出たわけなのですが、当たり前のように今までの環境とは大きく変わったものになりました。 家で寝ていて...