思春期の子どもが勉強のやる気や意欲を取り戻す方法ーテスト勉強を切り口にー 【3/10 滋賀県大津市】

みなさん、こんにちは。

D.Liveの得津です。

 

そろそろ学期末テストの時期ですね。

思春期の子どもの気持ちや不登校を中心にいろいろと書いてきましたが、今日はテストにからめたお話です。

特に、「もうちょっとマジメに勉強してほしい」と思っている保護者さんにこそお伝えしたいことです。

 

いきなりですが、テスト期間なのにお子さんが勉強もせず、だらだらとスマホでゲームしていたり、マンガを読んだりしている姿をみたことはありますか。
親の立場からこんな姿を見ると、「何をさぼっているんだ!やることやりなさい」という気持ちになりますよね。

でも実はこれ、さぼっているんじゃないんです。

 

 

 

テストが返ってきたときに

「あのときマンガ読まんかったら、もっと点数取れた」

「ラインきたら返事しなきゃって思うやん」

と言い訳する準備をしているんです。

 

こんな態度や言い訳を、心理学でセルフハンディキャッピングといいます。

テスト期間なのに部屋の片付けをしたり、「勉強した?」と聞かれて「全然してない」と答えるのもこの仲間です。

 

テストの結果が出る前に言い訳の準備をするのがセルフハンディキャッピングです。

この原因は単純です。

 

テストに自信がないんです。

悪い結果だったときに傷つきたくないから、漫画を読んだりラインのやりとりに夢中になったりするんです。

 

 

テスト前に限ってテストと関係ないことをするって、経験的には分かるんじゃないですか。

いつもはしない部屋の片付けをしてみたり、休憩のつもりがついついテレビに夢中になったり

 

 

でも不思議ですよね。自信がないなら勉強すればいいんです。

勉強すれば点数につながるんですから、悪い結果を出したくないなら余計なことはせずに勉強すればいい。

どうして理屈に合わないことをするんでしょう。

 

その原因が自信のなさだったりします。自信がなさが勉強しようという気持ちを奪っていきます。

セルフハンディキャッピングから抜け出すには、勉強量を増やせばいい訳ではありません。

そんな単純な話じゃなくて、根っこにある自信のなさを克服しないとセルフハンディキャッピングは止まらない。

「勉強しなさい」に代わる言葉を伝えないといけない。

 

「結果が悪くても、取り組むことが大切だ」とか「点数が悪くてもカバーできる方法は必ずある」とか、

とにかく自信のなさを軽減する言葉かけが必要になってきます。

 

これがなかなか難しい。

 

「とはいえ点数も大事だ」というもう一人の自分との戦いになるからです。

あるいは、「1ランクでも上の高校や大学に進学してほしい」という気持ちと戦うことになるかもしれません。

 

一人でこの気持ちと付き合っていく自信がもてない人は

ぜひ3月10日(土)に私たちD.Liveがおこなう講座にきてください!

 

セルフハンディキャッピングを克服して勉強のやる気を取り戻すためにお家で出来ることをお伝えします。

 

 

 

■ この講座で得られるもの

・子どもが自信をなくすキッカケと、自信を取り戻す方法がわかる
・「勉強しなさい」以外の勉強をうながす声かけが知れる
・子どもが持っている勉強への抵抗感をやわらげることができる
■ これまでの参加者の感想

いよいよ子どもが思春期と呼ばれる時期に入ったので参加しました。講座ではたくさん頭を使いましたが、頭の中を整理できたので良かったです。
40代 女性
何度かこの講座に参加させていただいています。来るたびに新しい気づきがあるので、毎回子どもとの関係を見つめ直すきっかけになっています。
40代 男性

■ 今回のテーマ

思春期の子どものやる気や意欲の取り戻し方 ーテスト勉強を切り口にー

■ 講座概要

日時: 3/10(土) 14:00 – 16:30
場所: コワーキングスペース Mag House (JR瀬田駅3分)
滋賀県大津市大萱一丁目9−7ワイエムビル202
人数: 7名ほど
対象: 小5〜高3のお子さんがいる保護者さん
参加費:1,000円
お申し込み:https://peraichi.com/landing_pages/view/dlive2
こちらのHPの一番下のフォームからお願いします。

プログラム:
・自己紹介
・話題提供
1、勉強嫌いになったキッカケは?
2、セルフハンディキャッピングと子どもの自信
3、テスト勉強の仕方をバージョンアップする
・ワーク 子どもが安心して勉強できる環境のつくりかた
・親として子どもにできることは何かを考える時間
・ふりかえり
お申し込みはこちらから:https://peraichi.com/landing_pages/view/dlive2

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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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