ワニでもわかる自己肯定感(自尊感情)① 〜入門編〜

LINEで送る
[`evernote` not found]
Pocket

質問者の写真
はかせ〜、自己肯定感とか自尊感情ってなんなの?

解答者の写真
自尊感情も自己肯定感も意味は一緒で、“良い所も悪い所もかけがえのない自分だと受け容れる気持ち”のことだよ。

質問者の写真
ああ、それって自尊心ってやつでしょ?

解答者の写真
自尊心は、自尊感情とは少し違うんだよ。自尊心は、高すぎると問題だけど自尊感情は高くても問題ないんだ。

質問者の写真
自尊心は、高すぎるとダメなの?

解答者の写真
ダメではないけど、人を見下したり、自分勝手になってしまうこともあるんだよ。

質問者の写真
ああ、ライオン君がそんな感じだ。じゃあ、自尊感情は高かったらいいんだね?

解答者の写真
そうだね。ただ自尊感情は揺れ動くものなんだ。わにくんも自分に自信が持てないときもあるでしょ?

質問者の写真
うん。背中に鳥が止まっているとき、なんだか情けなく感じることもあるよ。でも日によって変わるなぁ。

解答者の写真
そうなんだよ。自尊感情は気持ちによっても左右されるし、子どもの場合は思春期がとても影響するんだ。

質問者の写真
どういうこと?

解答者の写真
思春期は、心の成長する時期。カラダが先に成長することで、心がついていけない。結果的に精神的に不安定になり自尊感情も低下するんだ。

質問者の写真
ふ〜ん。それは、いいこと?

解答者の写真
それは仕方ないんだ。ワニくんは陸上で歩くことができないでしょ?それと一緒で思春期に自尊感情が下がってしまうのはそういうものとして考えればいいんだよ。

質問者の写真
じゃあ、低くてもいいんだね。

解答者の写真
大事なのは、出来るだけ大きく下げないこと。そして、下がったとしてもすぐに上げることだよ。

質問者の写真
自尊感情が揺れ動くのは仕方ないけど、出来るだけの揺れ幅を狭く、期間を短くすることが大事なんだね。

解答者の写真
そういうことだね!

質問者の写真
でも、そもそも自尊感情が低いことのなにが問題なの?

解答者の写真
いろいろ問題はあるんだけど、一番の問題は“心がしんどい”ってことなんだ。

質問者の写真
心がしんどい?

解答者の写真
誰でも自分は他の人よりも優れているって思いたいよね?でも、自尊感情が低い状態だと自分に自信が持てないんだ。
「自分なんてダメだ」「自分はみんなよりも劣っている」「どうせなにやってもうまくいかない」と思ってしまう。

質問者の写真
うわぁ、そんな風に考えていたら生きるのしんどそう。

解答者の写真
そうなんだ。自分がダメだと思っていたらどんなことも“やりたい”とも思わないよね?なにより、そう思っている子ども自身がとても辛い思いをしてしまう。

質問者の写真
しかも、そんなこと考えているってなかなかわかんないし、悩んでるとも思わないんもんね〜。

解答者の写真
心は目に見えないからこそ、なかなか気がつきにくいんだ。本人もそれで苦しんでいるって自覚していないこともあるからね。

質問者の写真
だから、自尊感情が低いことが問題なんだね。

解答者の写真
他にも、いじめをする子は自尊感情が低い傾向にあるんだよ。

質問者の写真
そうなの?自信満々でえらそうにしているから髙いように感じるんだけどなぁ 。

解答者の写真
自信がないから自信があるように見せるし、見下す相手をつくることで「自分は大丈夫」と思い込もうとしているんだ。

質問者の写真
だから弱いものをいじめるのかぁ 。

解答者の写真
そうやって自分の精神状態を安定させているんだ。

質問者の写真
はかせ、ありげーてー話どうもありがとう。

解答者の写真
無理にアリゲーター(わに)をかけなくていいんだよ。。。苦笑

質問者の写真
わにとしたことが。。。。

解答者の写真
わしとしたことがだろっ!!!もういいよ!

「勉強のやる気 編」に続きます。
『ワニでもわかる自己肯定感(自尊感情)② 〜勉強のやる気 編〜』

LINEで送る
[`evernote` not found]
Pocket

田中 洋輔

田中 洋輔

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒 中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。 しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。 野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。 浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。 友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。 フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。 京都新聞にして子育てコラムを連載中。 詳しいプロフィールはコチラから