Facebookを見ていて落ち込むこと、ありませんか?

僕は、今の社会は自尊感情を下げてしまうもので溢れているとおもっています。

自尊感情を構成要素する要素の1つに“自己受容”があります。
(参照:自尊感情を構成する四つの要素とは

これは、ありのままの自分を受け入れられること。

でも、今はこの自己受容をするのが難しくなっています。
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアが増え、たくさんの人たちの生活や仕事内容、経験が見えるようになりました。

改めてあなたへお聞きしたいのですが、本当にFacebookは楽しいですか?

友達と交流したり、普段なかなか会えない人とコミュニケーションを取れることはとても魅力です。
しかし、残念ながらそれにともなうリスクもあります。

僕はFacebookを見ていて一時期、とてもイヤになることがありました。
仕事上、周りの知り合いがどんどんメディアで紹介されます。

それを見るにつけ、うらやむ気持ちが出ると同時に情けなくもなりました。
「自分はまだまだダメだ」と。

良い刺激になるのなら良いのです。
しかし、以前は仕事がなかなか思うようにいかず自信が持てなかったこともあり、気分が落ち込みました。

ミズーリ大学コロンビア校の研究者らは、Facebook友達をうらやむ気持ちが鬱病の原因になるという、一部の人々をためらわせる調査結果を得た。
                                                            『Facebookは鬱病の原因になりうる』techcrunch

このような研究も発表されました。
もちろん、全ての人がそうなるというわけではありません。

でも、気をつけたほうがいいのは確かだと思うのです。

人は比較する生き物です。
どれだけ年収が高くても、周りの友達がそれ以上に稼いでいたら劣等感を持ち、充実感は減るでしょう。

無意識のうちに、「あの人は自分より下」「自分より上」と順位付けをおこなっていませんか?
「うらやましいなぁ」「いいなぁ」と思って友達の投稿、見ていませんか?

大事なのは、今の自分に満足すること。ありのままを見ること。
あなただって、きっと周りの友達から「いいなぁ」と思われるところはあるはずです。

隣の芝生は青く見えます。
ときには、Facebookを見るのをやめて、今の自分を感じてみるのはいかがでしょうか?

きっと、思っているよりもずっとずっと良いところが見つかるはずですよ。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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