子育て– tag –
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良かれと思ったその行動が、不登校の子どもを傷つける
大人って、すぐ事を大きくしようとするやん。それが嫌やねん。 これは、先日とあるワークショップに参加したとき、同席した中学生が発言したもの。「やから大人って信用できひん!!」と、とどめの一撃も飛び出し、僕は思わず言葉を失っていました。 僕自... -
不登校の子どもは、「ことば」を探している
学校に行かない息子(娘)が何を考えているのか、さっぱりわからない。 我が子の不登校の窮状を訴える親御さんの姿は、いつ対応しても難しく辛いものがあります。自分が当たり前のように通っていた学校という場所に、自分の子どもが行きたがらないというの... -
なぜ、不登校の子どもは朝起きられないのか
不登校の子どもたちが陥りやすい、生活リズムの乱れ。 僕自身も不登校だったころ、昼に起きて深夜遅くにならないと就寝しない・・・という生活になることがよくありました。土日のお休みだけなら良いのかもしれませんが、これが毎日続くとやっぱりしんどい... -
「失敗を責める」ことが、不登校につながる
僕が小学生のころは、家庭でしょっちゅう怒られていました。 たとえばトイレの洋式便座のフタを閉め忘れただけで理由も話されず「もうトイレ使わないで」と言われたこともありました。ちょっとした失敗でも怒られることがあったので、いつしか僕は必要以上... -
「学校がしんどい当事者」を、不安から救うために。
クリスマスも終わり、個人的にも本当に様々なことがあった2016年が間もなく終わりを告げようとしています。 そんな今年は、特に「学校がしんどい」子どもたちとたくさん出会った1年でもありました。 露骨に学校がしんどいアピールをする子もいました。 明... -
「皆勤賞」を手放して「休むこと」を覚えよう
日本には、どこか「休まない」ことを美徳とする文化があります。 1年間、1日も休まずに出席した生徒は「皆勤賞」として表彰されるのがいい例でしょう。この皆勤賞というシステム自体は、僕は別に賛成も反対もしません。実際、日常生活でもふとした会話の中... -
僕に不登校の体験談を講演させてください。
こんにちは。はじめまして。 僕の名前は山本駿(やまもとしゅん)と言います。 直立しているのが僕です。 この団体で僕は、主にTRY部やTudoToko(不定期)の現場スタッフを担当しています。 それと、毎月発行するメルマガやスタッフのスケジュール管理など... -
不登校は「法律違反」なのか、答えは義務教育と学校教育法が教えてくれた
不登校について言及すると、ほぼ必ずこんな意見が出ます。 学校に行かないということは、義務教育に反するのではないか。 確かに、納税・勤労とともに「教育」は国民の三大義務である、と社会の授業で教わらなかった人はほとんどいないと思います。だから... -
【子育てで悩むかたへ】島の老婆に子育ての極意を教わった。
瀬戸内海のある島にすごい人がいると聞いて、星崎由紀子は船に乗り、彼女へ会いに行った。 フリーランスで子育てライターをしている由紀子は、おもしろい話が聞けるのではないかと思い、彼女を訪れたのだった。 島や近郊で子育てをする人たちは... -
不登校だった僕が、父の生前の言葉に病室で崩れ落ちた話
たいへん私事ですが、先日父を亡くしました。 このブログで何度も書いている通り、中学入学のころから不登校の道を歩んできた僕。それと同時に実は一人息子でして、両親からするとただひとりの実子が学校に行けなくなった、という見方をすることができます...