不登校– tag –
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僕が別室登校をあまりオススメしない理由
不登校から学校復帰を目指す第一歩として、「別室登校」という形が挙げられます。 これは要するに学校にはいるけれども、授業時間を教室ではなく違うスペースで過ごす登校スタイルのことです。たとえば保健室登校も別室登校のひとつ。ほかに空き教室や職員... -
不登校の子どもは、すでに大学生だ。〈昼の居場所スタート〉
不登校の時間は、無駄なのだろうか? 自分の子どもが学校へ行けなくなったとき、 「うわっ! うちの子、学校行かれへんようになったがな」とネガティブの反応をするのが普通だろう。 「ラッキー! 学校行けなくてもよいよっ。ツイてる!」 なんて言う人... -
非行や家出を繰り返す不登校の子どもたちが探し求めている「漢字3文字」
不登校の子どもたちは、家で引きこもっている子どもたちだけではありません。 たとえば、学校には行かずに昼夜外を出歩き、不良グループと行動をともにする子どもたちもいます。突然髪を目立つ色に染め上げ、ときおり警察沙汰になったり家庭内暴力をふるう... -
この春、新たな一歩を踏み出す不登校だったあなたへ。
この春、新たな一歩を踏み出す不登校だったあなたへ。 先日、僕はこんな記事を書きました。 「環境が変われば不登校はリセットできる」と言う幻想 中学3年間不登校だった僕は、高校生活からはちゃんと学校に通おうと思って、全日制の高校に入学しました。... -
「環境が変われば不登校はリセットできる」と言う幻想
「学校に行かないのは、中学3年間だけにしよう」 僕にもそう思っていた時期があった。 当時通っていたフリースクールに、中学3年生は自分含めて3人。ひとりは「料理人になりたい」と調理科がある高校を志し、もうひとりは通信制高校を目指すことで話がまと... -
良かれと思ったその行動が、不登校の子どもを傷つける
大人って、すぐ事を大きくしようとするやん。それが嫌やねん。 これは、先日とあるワークショップに参加したとき、同席した中学生が発言したもの。「やから大人って信用できひん!!」と、とどめの一撃も飛び出し、僕は思わず言葉を失っていました。 僕自... -
不登校になる原因は、ゴジラにある。〈僕が学校で荒れていたときのはなし〉
「先生、野球部を辞めようと思っています」 中学3年生のとき。 ずっと野球漬けで、プロ野球選手になりたいと思っていた僕は、先生の前に立っていた。 「えっ? どうした?」 先生は、困惑の顔を浮かべ、僕のほうを見た。 「とにかく、もうちょっと考えた... -
不登校の子どもは、「ことば」を探している
学校に行かない息子(娘)が何を考えているのか、さっぱりわからない。 我が子の不登校の窮状を訴える親御さんの姿は、いつ対応しても難しく辛いものがあります。自分が当たり前のように通っていた学校という場所に、自分の子どもが行きたがらないというの... -
いま、卒業式に出たくないあなたへ。―不登校だった僕が中学校の卒業式に出た話
「卒業生、起立!礼!」 その号令に、深々と頭を下げる卒業生もいれば、ちょっと首を下ろすだけの卒業生もいる。頭を上げるタイミングもまちまちなので、なにひとつ統制の取れていない一礼。 これは先日、縁あって出席したとある学校の卒業式での光景であ... -
なぜ、不登校の子どもは朝起きられないのか
不登校の子どもたちが陥りやすい、生活リズムの乱れ。 僕自身も不登校だったころ、昼に起きて深夜遅くにならないと就寝しない・・・という生活になることがよくありました。土日のお休みだけなら良いのかもしれませんが、これが毎日続くとやっぱりしんどい...