コラム– category –
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勉強の楽しさは家庭でもつくれる!家で勉強しない中学生を変えるには?
こんにちは、スタッフの得津です。 中学生になると定期テストが始まり、このブログを書いてる9月末もおそらく2学期の中間テストが近づいている頃合いだと思います。 成績が通知表や内申点に影響するので、受験のときを考えると3年生じゃなくてもテ... -
「なぜ勉強しないといけないのか?」と聞いた時の子どもの心理と答えかた
ぼくが小学校の先生をしていた時のことです。 ある日の休み時間に3年生の子どもにやってきて言いました。 「なぁ、先生なんで勉強しなあかん?」 きました。 ついにこの瞬間がやってきました。 なぜ勉強しないといけないのか... -
古代ローマの人々が敗戦将軍を赦した理由―世界史から「不登校支援」を学ぼう
僕が不登校のころ、何か失敗したときにすごく落ち込むことがよくありました。 例えば、明日は朝からフリースクールに行くぞ、と決めていたのに、目が覚めたらとっくに昼を過ぎていたとか。これは本当にしょっちゅう失敗していました。フリースクールでの僕... -
あれ?もしかして、中学生ってネコなのか?
こんにちは、スタッフの得津です。 いきなりですが、みなさん犬は好きですか。 ぼくは大キライです。 苦手と言った方がいいかもしれません。 小学校2年生のある日。友だちが野良犬をつれてうちにやってきました。 こんなやつです。 &... -
学校が嫌でも、逃げ場所はたくさんあるということ―不登校居場所事業「昼TRY部」がいま、必要な理由
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・」 かつて『エヴァンゲリオン』のシンジくんは、そんなことをつぶやいていました。 もしかしたら、不登校の子どもたちの中には、シンジくんと同じように「逃げちゃダメだ・・・」と思っている人がいるかもしれませ... -
死んだほうがマシだと思っていた不登校の日々が、まさか誰かの役に立つ経験になるとは……。
「実は、うちの息子が田中さんと同じことを言っていたんです」 教室へ入会希望の保護者さんと面談しているときだった。 「ブログで、書かれていたでしょ? うちの子がそれと同じことを言っていて、これは田中さんに聞かないと! と思って、ご連絡させてい... -
琵琶湖を見たこともない男が、滋賀へ来てNPOを始めたワケ
「どうして、八尾市で活動をしようと思っているの?」 普段は、こてこての大阪弁で話すメガネの男性は、僕たちに問いかけた。 「いやぁ、実家に近いからです……」 団体を立ち上げて2年がたった頃。 ようやくやりたいことが見えてきた僕たちは、NPO向けのコ... -
しんどさとつき合うプロのお坊さんでも、子育てはしんどいのか聞いてみた
こんにちは、スタッフの得津です。 突然ですが、一切皆苦(いっさいかいく)という言葉をご存知ですか? これは仏教の言葉で「すべてのものは苦しみである」という意味です。 すべてのものは苦しみとしても、生きてる以上はその苦しみとつきあって... -
不登校と関わる全ての大人に捧げたい最高の1冊。
予感は、していた。 「これは、もしかしたら……」と。 しかし、そんな僕の想像は、軽く超えていた。 不登校に関するイベントで読書会をすることになり、スタッフに本を選んできてもらった。 名著に出会うとっておきの秘訣を伝授し、本屋へ行ってもらい、購... -
大人の都合に振り回される子どもたち―不登校の僕があのとき欲しかった、ひとつの「環境」
この間、自宅の近くを歩いていると、まだ幼い女の子がぐずっているところに遭遇しました。 「足痛いから歩けへん」。 すると、お母さんは、キツい口調でこんなことを返していました。 「足痛いとか、そんなん、あんたの勝手やろ!」 子どもは、大人の都合...