不登校 居場所への子どもの誘い方 気を付けたい8つのこと

子どもが少しずつ元気になってくると、「暇だなぁ」「友達がほしい」と言い出すことがあります。

そうなったとき、次に考えるのが、居場所です。

フリースクール、オンラインのフリースクール、放課後登校。
方法はいろいろあります。

ただ、誘うときに、ついやってしまうことがあります。
ここをちょっと意識するだけで、子どもの受け取り方は変わってきます。

目次

「とりあえず行こう」が、子どもには一番ハードルが高い

僕が見ていて多いのは、外食に誘うくらいの感覚で「今度フリースクール行ってみようよ」と誘うパターンです。

でも子どもからすると、フリースクールがどんな場所かよく分からない。
「とりあえず行く」のハードルが、すごく高いんです。

例えるとこんな感じです。

とりあえずメキシコ料理食べに行こうよ。サボテンのステーキ、最高だから!

急にそう言われても、よく分からないですよね。
サボテンのステーキって何だ、おいしいって言われてもイメージがつかない、と。

子どもが感じているのは、これに近い感覚です。

新しい場所に行くのは、子どもにとってすごく抵抗があります。
リアルでもオンラインでも同じです。

嫌われないかな? 馴染めるかな? うまくできるかな? 変な人がいないかな? 嫌なこと言われないかな? 楽しいかな?

不安は、数えきれないほどあります。

それを飛ばして「とりあえずやってみようよ」と勧められても、なかなか一歩は踏み出せません。

熱心に勧めるほど、子どもの心はむしろ閉じていきます。

誘う前に、気をつけていただきたい8つのこと

まず、よくあるのがこれです。

寂しいでしょ? 友達ほしいでしょ? 誰かとゲームしたいでしょ?

気持ちは分かるんですが、子どもからすると「勝手に決めるな」と感じてしまうことがあります。
こう変えてみます。

この前「誰かとゲームしたい」って言ってたよね。こういう場所もあるみたいだよ。

親御さんに気をつけていただきたいことを、8つにまとめました。


ちょっとした工夫で、お子さんの反応も変わります。
ぜひ、試してみてください。

「おすすめする」んじゃなくて、「紹介する」

僕が声をかけるとき、いつも意識しているのは”できる営業マン”です。

車を買いに行ったときを、イメージしてみてください。

今、この車すごく売れてますよ。これならお子さんが大きくなっても大丈夫。この機能、すごくいいんです。

こんなふうに次々と売り込まれると、ちょっと引いちゃいますよね。
身構えてしまう。

でも、できる営業マンは、まず聞いてくれます。

今の車、どれくらい乗ってますか? お困りごとはありますか? お子さんはおいくつですか? 遠出は多いですか? 普段、どんなふうに使われていますか? ご予算はどれくらいでしょう?

一つ一つ確認して、その人に合ったものを提案してくれる。

子どもへの声かけも、同じだと思っています。

「この場所を勧めたい」「ここが人気だからいい」ではなくて、その子の目線に立って伝える。

“おすすめする”んじゃなくて、”紹介する”。

決めるのは、子ども本人です。
いつでも選べる余白を残しておく。そんなイメージで関わるのがいいな、と思っています。

D.Liveには、家からDiscordで参加できる「オンラインコミュニティ TRY部」という、不登校の子のためのオンラインの居場所があります。

顔出しなし、話さなくてOK、見てるだけでもOK。
まずは体験から参加できます。

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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