思春期の子どもも自分もまるごと認められた感覚 8.4高垣忠一郎先生の講演会します!

こんにちは。
スタッフの得津です。

今回、ようやくこのことについて書けることをとても嬉しく思っています。

 

 

ある日のことでした。
僕は高垣忠一郎先生(立命館大学名誉教授)のお話を聴く機会がありました。

 

先生の事は、「子どもの自信白書」で著書をご紹介させていただいたのですが、
実は一度も会った事がなく、この日をすごく楽しみにしていました。

 

「不登校の子どもたちは、高速道路のSAで休んでいるのと同じ。高速道路みたいに速く進む学校や社会のペースにちょっと合わないだけ。」

「子どもが、こんな自分でもいいんや!って思える事が大事なんです。
今、社会全体が人の能力や部分だけを切り取って評価したり比べたりするようになっている。
だから子どもたちも同じように自分の一部分を切り取って比べて、自信を持てなくなっているんです。存在そのものをまるごと包んであげる事が大事です。」

 

話を聴きながら、自分の胸が高鳴ってくるのを感じました。
違うんです。もう全然。

 

考えている事や、言っている事は私たちと似ている所もたくさんあります。
活動しているフィールドが似ているのですから当然です。
でも、言葉の重みが全然違う。

 

 

高垣先生は、まだ「不登校」という言葉がメジャーではなく、「行き渋り」や「登校拒否」という言葉が主流だったころからカウンセラーとして、学校に行けない子どもたちと関わり続け、保護者をつなぐネットワークをつくるなど、不登校支援のパイオニアとして活動されてきました。活動を通して、不登校の子どもたちには自分を認められず、自己を否定的にとらえてしまう状態にあると気づき、「存在そのものを認める自己肯定感」の大切さを説かれるようになりました。

 

何十年と子どもと関わってきたからこその言葉の重み。
言葉の奥にある経験が、言葉の端々からひしひしと伝わってきました。

 

 

 

「もっと高垣先生の話をたくさんの人に聞いて欲しい」
「講演会、ひらこう!」

 

 

帰り道はこのことで頭がいっぱいでした。
すぐに、メンバーに相談しました。

 

 

「これは、先生や僕たちみたいな教育関係者もそうだし。
子どもとの関わり方が分からないと悩んでいる親御さんにとっても絶対、聴く意味のある会になる!」

 

 

すぐ通りました(笑)

 

8月4日(木)14時〜になりました。
平日なのでちょっと厳しいかとも思ったのですが、
スケジュール調整の結果こうなりました。

 

 

 

日程が決まったとなると、あとは高垣先生の魅力をどう伝えるかです。
僕にとってはなかなか難しい作業です。

 
高垣先生のお話は例えるなら、そう!

 

 

 

 

 

 

ちびまる子ちゃんの「友蔵」みたいなんです。

 

※あくまでお話の内容が友蔵のようであって、高垣先生の容姿が友蔵なわけではないので誤解の無いようにお願いします!

 

 

どういうことかと言いますと、
高垣先生のお話は、その至る所に先生の「優しさ」があふれているんです。

 

「子どもが、こんな自分でもいいんや!って思える事が大事なんです。
今、社会全体が人の能力や部分だけを切り取って評価したり比べたりするようになっている。
だから子どもたちも同じように自分の一部分を切り取って比べて、自信を持てなくなっているんです。存在そのものをまるごと包んであげる事が大事です。」

 

先生がお話されていた言葉は、まるで自分自身にも言われているようで
胸がじんわりと熱くなりました。

 

 

友蔵が、まる子に「ええんじゃよ、まる子。」とよく言いますが、
僕もまる子と同じような気分でした。
(全然あかんところもいっぱいあるけど、こんな自分でもいいんかもなー。)ということを話を聴きながら、ぼんやり考えていました。

 

 
先生のお話には経験からくる言葉の重みがあると最初に言いましたが、同じくらい言葉に優しさが詰まっています。僕がお話を聞いたあとに、すぐ講演会を開きたいと思った理由の一つは、思春期の子どもへの関わり方について、先生や親御さんが学べる貴重な機会になると思ったからです。だからこそ、今回は子どもの現状だけじゃなく、具体的にどう関わるかについてもお話いただく予定です。

 

 

 

もう一つは、日々がんばっている先生や親御さんが勇気づけられる機会にもなるだろうと思ったからです。出来ない自分をダメだと思い、努力を重ねて、それでもダメなときは、得てして自分を責めてしまいます。

 

 

 

日々頑張っている皆様。

友蔵の優しさ、足りてますか?

8月4日(木)はここにきて、励まされてください。温かさを感じてください。
僕が感じたような胸の高まりと安心感を感じてください
お土産は、明日につながる関わり方のヒントです。

 

どうぞお待ちしております。

=============

8月4日(木)
「思春期の子どもを丸ごと認める関わり方 —不登校支援の現場から—」
高垣忠一郎先生講演会

・日時:8月4日(木)
    時間は14時〜16時半 
・プログラム:
 13時半〜 受付開始
 14時 スタート
    あいさつと高垣先生の紹介
 14時10分〜 高垣先生講演 
 15時20分〜 質疑応答   
 15時45分〜 参加者同士で学びの共有 
 16時15分〜 諸連絡、終わりのあいさつ
 16時30分  終了

・定員:50名

・参加費:3,000円

・お申し込み:以下のこくちーずから必要事項をご記入の上、お申し込みください。

こくちーずプロ – 無料で使えるイベント・セミナーの告知・集客サービス

こくちーずプロを使えば、驚くほど簡単で安全なイベントの告知・集客ができます。登録料・手数料は無料!SEOに強くSNSでつながりのない人々にもアプローチ!イベント・セミナー・勉強会の管理や告知にかかっていた時間などの手間をお大幅に削減できます


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

コメント

コメントする

目次