子育てをしている人にサプリメントを渡したい。

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子どもと関わる仕事をしていて強く思うこと。

それは、「子育てをしている人たちに手を差し伸べたい」だった。

NPOをはじめるとき、大先輩から「困っている人、苦しんでいる人に出会い、知ってしまうと使命感が生まれる」ということを聞いた。

まさに、その通り。

子どもたちへの気持ちもあるけれど、最近はほんとに子育てをしている人への思いが強くなっていった。

地域の希薄化。
核家族。
情報化社会。

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子育てをする環境は、どんどん孤立化を生んでいる。
情報が溢れ、なにが正解かがわからず、他人の子育てと比べてしまう。
「自分の子育てはダメだ」と自分を責めてしまい、苦しむ。

 

僕たちが大切にしているのは、自尊感情(自分が自分であって大丈夫という感覚)


誰よりも、この自尊感情が低くなってしまっているのが子育てをしている人たちだ。

「働く能力があるのに子どもがいるから働けない。子育ては、やって当たり前。加点されることはなく、出来ないことばかりが目立つ。子育てをしていると、どんどん自分に自信がなくなっていくんです」と、子育てをしているママが話してくれた。

 

正直、普段家にいないで働いている男性にはなかなか理解しにくい。
「どうして、子育てが大変なの?楽しいやん」と言われ、ケンカになったことがあるなんて話も聞いたことがある。


僕は、悩み、苦しみながら子育てをしている人たちに手を差し伸べたい。

 

子育てをしたことがない男性の自分がこんなことを言うのはおこがましいなとも思うのだけれども、僕たちが子どもとの関わりの中で学び、得てきたことは保護者のかたたちにもきっと救いになるはずだ。


そんなことを思っているときに、「大人版のTRY部をやりましょう!」とお声かけいただき、『大人 TRY部』をはじめることになった。

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サプリメント【supplement】

ビタミンやミネラルなど不足しやすい栄養素を補うための食品。
栄養素を凝縮し、錠剤や飲料の形にしたものが多い。サプリ。栄養補助食品。健康補助食品。

去年、「子どもの自信白書」を発行した。
自尊感情についてわかりやすく解説した雑誌。

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子どもと関わるとき、自尊感情を育む関わりかたが大切だと伝えたかったこともあるけれど、「子育てをしているアナタも自尊感情を大切にしてください!」と、言いたかった。

 

子育てをしている人、自信が持てなくてしんどく感じている人に言いたいことはたくさんある。

なぜなら、僕自身がずっとそうだったから。

完璧を求め、誰かと比べ、常に自分を追い込んでいた。
「ストイックなんです」と言えば聞こえはいいけれど、気が付かずに自分で自分を傷つけていた。

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大人TRY部 1回目のテーマは、『受け容れる』

毎月おこなうこのイベントでは、僕は自分が大切に思っているエキスを少しずつ参加者の方々に伝えていこうと思っている。

食前や食後に2〜3粒食べるサプリメントくらいでいい。
巷(ちまた)には、たくさんの育児手法はあふれかえっている。
みんなもうお腹いっぱい。
これ以上、新しい食べ物を差し出す必要はない。
足りていないのは、特定のサプリメント。

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子育てをしていて、ああ、失敗したなと思うことってありますよね?
イライラしていて、つい怒鳴ってしまったとか。

そんなとき、自分にどんな声をかけていますか?

「ダメだなわたし」「なにやっているんだろう」
自分を否定すること言っていませんか?

今日、お伝えしたいのは”受け容れる”です。

怒鳴ってしまった。

そうなったときに、自分にマイナスの言葉をかけるのではなく、「ああ、やってしまったなぁ」と事実を受け容れるのです。

イメージは、土に水が染みこむような感じ。
「ドンマイっ!」と一瞬で切り替える必要なんてありません。

じっくりじっくり、自分のやったことを受け止め、カラダに入れていくのです。
それが、”受け容れる”です。

「ダメだ」「良い」と、判断をする必要はありません。

ただ、ただ、受け容れる。

そうすることで、子育てがうまくいかなくても、自分自身にイライラしたり、自信をなくして落ち込むことはありません。

 

グループでの自己紹介が終わり、僕は参加者の人たちへこんな話をした。

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この日は、LEGOを使ったワーク。

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普段、子育てをしていると怒濤のように時間が過ぎ、やることがたくさんあるという。
だからこそ、ここの場ではじっくり自分と向き合う時間を作ることにした。

「あなたの子育ての現状をLEGOで作ってください」というテーマで、それぞれ自分の作品を作る。

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「考えなさい」と言われると難しいけれど、LEGOにして、手を動かしながらだと思いつきやすい。

完成したものを人に説明し、話しているうちに気がつくこともある。

人の作品や子育てのとらえかたを聞いて感じることもある。

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1人だけで向き合うのは大変だ。
しかし、同じように子育てに取り組んでいる仲間と一緒にやれば、楽しく考えることが出来る。

みんなで一緒に学ぶ場所。

これは、とても大切だと思う。

この日おこなったのは、「子育ての現状を見つめる」ことと「子育てのあるべき状態(目標)」を考えること。

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ママ友であっても、なかなかこういう話はしない。
この場では、普段は話すことがない深い話が出来る。

「ああ、あの人はこんなこと考えているんだ」
「私と同じように悩んでいるんだな」

なんてことを感じられる機会になる。

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僕は、子育てをしている人たちにこそ“ワークショップ”という手法が効果的だと思っている。

座学では、知識を入れることは出来ても、実際に家に帰って取り組むことが難しかったりもする。

ワークショップだと、LEGOや話し合いなどのグループワークや制作作業を通して、感じたり、学ぶことが出来る。

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答えの多くは、自分の中にある。
足りない栄養素がわからないことには、なにを食べたら元気になるのかわからない。

自分自身で「ビタミン不足」ということがわかれば、「ビタミン」のサプリメントを摂取すればいい。

足りてない栄養素を見つけ、その栄養素をサプリメントで補完する。

そんな場を僕はこれからも作っていきたい。

ps

イベントの詳細や今後の予定は、「くさつ未来プロジェクト」のブログを!

 

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田中 洋輔

田中 洋輔

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒 好きなものは、Mac/ライフハック/ラーメン プロ野球選手を目指すも、強豪校へ入り挫折し不登校に。大学に進学するも、引きこもりになる。周りの支援で復活。「自分のようにしんどい思いを子どもたちにさせたくない」と思い、2009年、学生時代にD.Liveを立ち上げる。不登校のときの話しや自尊感情(自己肯定感)に関する講演や研修をおこなう。夢は、「能力や環境に関係なく、全ての子どもが自分の未来に期待出来る社会をつくる」こと。学生時代は、お笑い芸人として漫才をしていた過去をもつ。