学校だから出来る自尊感情の育み方を探る 

 

こんにちわ。
めっきり寒くなってきて、喉が痛いひでぼーです。

あぁ、みかんが食べたい。

 

 

さて、先週の12月2日(水)。「子どもの自信白書」作成でお世話になった、梅花女子大学の福井先生のゼミ生に、ゼミの時間をいただいて授業をさせていただきました。

福井先生の研究内容やお人柄についてはコチラの記事を参照下さい。
http://www.blog.dlive.jp/2015/10/24/forum-guest2/

 

テーマは、「学校だから出来る自尊感情の育み方」

自尊感情についての解説と学校とTRY部の違いをおさえた上で、
もし自分が先生になったら、どのように子どもの自尊感情を育むのかを考える。

 

おおざっぱに言えば、そういう流れです。
お話をくださった福井先生からはディスカッションを取り入れて欲しいとのことだったので、僕がよくやるペアでの話し合いを取り入れて行いました。

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やる前ドキドキ、やったらニンマリ

 

ゼミ生は7名で、最終的に教職を志望するのはうち1名。
先生と打ち合わせをした上で決めたテーマとはいえ、
「学生の思いに沿ってるんだろうか」と、始める前はずっとドキドキしていました。

しかし、一番最初に
これまでの学校生活で、自信がついたり認められたと感じるエピソードをペアで話している様子を見た時に、そんな心配は消え去りました。

 

(あ、今日いける。)

 

確信をもっていました。

 

別に学生さんが立派なことを言ってくれたからではありません。
むしろ、
「えー。。。そんなんあったかなぁ。」
「ってか、私学校の先生あんまり好きじゃなくてさ。だって」
など、問いに対してポジティブな回答は少なかったです。

でも、これもありだと思っていました。
なぜなら、あまり表に出すことも無かっただろう学生さん達の問題意識が素直に出てきていたからです。

 

この、みんなの問題意識をきちんと拾っていけば自ずとテーマに迫っていける。
そう思えました。こういうワークショップ的な学びの場では最初が肝心だなと常日頃思っているのですが、そういう点では非常に良い入り方が出来たので、後半も無理なく進行できました。

 

学校とTRY部の同じと違いを考えたとき

 

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学校で出来る自尊感情の育み方について考えたとき

 

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最後に一言感想をシェアしたときにも
「学校あんまり好きじゃないって思ってたけど、実は好きかもしぃひんって思いました」っていう感想が聞けて、変化や気づきを生み出せたことを実感したので嬉しかったですね。

 

後日、福井先生からこんなメールをいただきました。
(一部編集)

2日(水)は大変お世話になりました。
ゼミのLINEには、「またやりたい(やって!)」という書き込みもありました。
普段のゼミは、論文についてリサーチし、それを発表し、みんなで議論するスタイルだったのですが、今回していただいた内容は、ゼミ生たちもしかたったことらしく、とても喜んでいました。
何よりゼミ生たちがあんなにイキイキと発言している姿は、私も初めて見たので、貴重な学びにつながったこと感謝申し上げます。
教師を志すゼミ生からは、以下のようなLINEも送られてきました。
”今日はとっても楽しかったです。得津先生から教師の心得が聞けて勉強になりました。子どもたちと寄りそうことの大事さやそのやり方もたくさんあるとわかりました。自尊感情を高める教育ができるように、がんばりますので、ご指導よろしくお願いいたします。一人ひとりと向き合える教師を目指してがんばります。ありがとうございました。”
D.Live様の取り組みは、ゼミ生たちの心にも響いたと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
こんなん言われて、「大学の非常勤講師なりたいなー」なんて思う単純な私。
学生さんたちの学びに貢献でき、団体の事も知っていただき、とても貴重な機会になりました。
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この記事を書いた人

D.Live副理事/元小学校教員
自分に自信が持てない、自分を好きになれない、そんな人が自分を好きになり前向きにチャレンジできる社会を創るためにD.Liveを立ち上げた。
自尊感情に関心が高く、D.Live内では主に自尊感情に関する事業を担当。

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