中学のときのわたしvol.2―「縛られる生活」が嫌でした
今週は、スタッフの中学時代を綴る「中学のときのわたし」をテーマにブログを更新しています。
とにかく「自由」がほしかった子どもの頃
で、ぼくの中学時代なのですが、ここ最近よく書いている通り不登校として3年を過ごしました。最初2ヶ月は引きこもり、その後市の適応指導教室に秋口くらいまで通い、以降をフリースクールで過ごしました。
フリースクールまでは電車で30分強。特に何時に登校と言うカリキュラムも決められていなかったので(開室・閉室時刻は決まっていました)、日によって行く時間はバラバラでした。夜更かしして遅めに起きた日は昼頃からとか、早く帰りたいなーって日は閉室時刻より前に帰宅することもありました。
この生活が、ことのほか自分に合っていました。今でもそうなのですが、とにかく自分は何かに縛られるのが大の苦手。学校に行かなければならない平日の昼間に、電車に乗って何かの用事や遊びに行く大人に憧れていました。
実際には、昼間にぶらぶら街を出歩くわけにもいかない(その前に遊べるような場所もない)ので、平日の昼間に電車に乗る生活もこんなもんか、と思っていた覚えがあります。今も平日昼間に電車に乗って所用や打ち合わせに行くような生活ですが、今の方がこのライフスタイルを楽しめているのは間違いないです。
不登校期間中の学校とのつながり
そんな不登校の時代でしたが、まったく学校に行っていなかった訳ではありません。一時は週に一度、保健室登校と言う形で学校に行くこともありました。神戸への校外学習など行事にも何度か顔を出したこともあります。
3年生の卒業文集にも作文を提出し、後日クラス全員から作文の感想をもらいました(どうやら全員が全員に感想を寄せる形式だったようです)。1年間ほとんど顔を出していないにもかかわらず「みんなで卒業するで!」などと言った感想もあって、とても嬉しかったのを覚えています。この冊子は今でも手元に置いてよく読み返しています。
人間関係もありましたが、「学校」をはじめ、とにかく環境、場所に縛られるのが嫌だったのが、ぼくの中学時代だったのかなあ、なんて改めて書きながら思いました。その性格は今でも変わっていないのもまた事実です。