潜入取材!地域で支える子どもの学習支援
D.Live塾のスタッフを初めて数ヶ月。
子どもと関わる教室を運営されている他団体から学ばせていただこうと思い
スタッフが潜入取材に行ってきました。
学び育ち教室・LL(Learninng Links)教室
今回お邪魔したのは、以前から気になっていたこちらの教室。
彦根市で活動されているNPO法人Linksさんの運営する教室です。
今日は取材レポートをまとめてみます。
団体ホームページ http://npolinks.jimdo.com/
ここでは様々な理由で塾に通えないこどもたちのために
学習支援をされています。
毎週月曜日の19時から2時間、
子どもたちは自分の自習道具を持ってきて公民館に集まります。
ひとりで集中して勉強している子
大学生のサポーター(スタッフのことです)に質問している子
友達やサポーターと一緒におしゃべりしている子
色んな子が思い思いの時間を過ごしていました。
そんな自由さがいいな、と思いましたし
サポーターさんたちといい関係が築けているんだなぁと感じました。
代表の方に聞いてみました
子どもたちに変化について質問をしてみると
「顔つきが変わりました。
ここにいたら誰かがいる。話を聞いてもらえる人がいる。
だから話を聞くことを大事にしようと思っています」とのこと。
話を聞いてもらえる人がいる、という環境が子どもたちにとってすごく大事。
D.Live塾でも感じることです。
どんなスタッフがいるの?
サポーターは市内の大学生や大学教員、地域の大人など様々です。
昨日は見学に来ている学生さんもおられました。
ところで高校を卒業してしばらくすれば、
数学や理科など教科の勉強って忘れてしまいませんか?
みんなすごいなぁと思っていたら、
参考書を見ながら、自らも勉強して教えているサポーターさんの姿も
たくさん見ることができました。
大人だってわからないことはある、だから一緒に勉強するんだということが伝わる瞬間でした。
子どもたちが帰ったあとは、サポーターさんのミーティング。
その日一日の子どもたちの様子を全員でシェアする振り返りの時間です。
皆さん子どもひとりひとりのことをよく見ているし、
真剣になれる大人がたくさんいる、熱い時間でした。
取材を終えて
子どもの自信を育てたいD.Live。
教科の勉強は教えていませんが、勉強ができるかどうかは自信に直結します。
D.Live塾の生徒も「勉強できるようになりたい」と思っている子は多いです。
LL教室のやっている学習面での支援はとても大切。
ですがそれだけではなく、
ここでは子どもとの関係づくり・居場所づくりに多くの大人が関わっている
それがとても素敵なところだなと思いました。
子どもと一緒に真剣に話し合える大人がたくさんいる環境。
手法は違いますが、お互いに学びあいがんばりたいなと思いました。
皆さんありがとうございました!