サバイバル缶蹴り、大盛り上がり!


 

「ドッチボールやったときのイベントまたやろうよ」
生徒の一言から、全ては始まりました。
「おもしろいことしたいよねー」
「なにがいいかなぁ?」
思いつくままにアイデアをポストイットに書いていきます。
ダンボール、缶蹴り、メタルギアソリッドなどを足して、考えたのがこの「サバイバル缶蹴り」というイベントでした。
みんなで話し合いながらルールを決め、いよいよ当日。
河川敷へダンボールを運び、チーム分けをして、スタート。
生徒がみんなの前でルールを説明し、そのあとはダンボールワークショップ。
ダンボールで、基地を作ります。
相手陣地にある缶を蹴れば勝ち。
鬼にタッチされるとアウトなので、敵から隠れるための砦をダンボールで作ります。
子どもたちは、隠れられるようにダンボールでロボットを作ったり、沼を作っていました。
この時点で、みんなテンションはマックス。
「なにつくろー」
「あっ、いいこと考えた~」
なにを作ってもオッケー。
大人も楽しみながら、ダンボールカッターを使って工作。
試合がはじまる前に、ワークショップだけでテンション上げすぎて疲れていた大人がいたことは秘密です(笑)
いよいよ試合開始
基地作りも終わり、いよいよスタート。
コートは、サッカーと同じ長方形。
ゴールの代わりに缶が置いてあり、それを蹴れば勝ち。
序盤から、試合は大盛り上がり。
勢いで攻めるチーム。
戦略を立て、囮を使って勝ちを掴むチーム。
守りを固めるチーム。
それぞれの戦い方で試合は進んでいきました。
試合中、人数が減っていくと、より駆け引きをおこなう場面が増えます。
守るのか。
攻めるのか。
なかなか動けず、均衡する試合。
頭で必死に計算。
「どうする?缶を蹴りにいくか?でも、先に蹴られるかも?いや、味方を助けるほうが先じゃないのか?」
運動神経が全てじゃなく、戦略やチームワークも問われます。
試合中、ダンボールの中に隠れている子どもも!
始まる前は、「いや、バレるで!」と思っていたものの、試合に集中していると、全然気がつかず。
知らぬ間に接近されており、突破を許すこともありました。
25度を超え、みんな日焼けした中でおこなわれた白熱した試合。
かなり盛り上がりました。
試合が終わったあとは、みんなで缶詰を持ち寄って食事。
勝ったチームから、好きな缶詰を取っていきました。
フルーツの缶や焼き鳥はもちろん、カキやカニ味噌などの高級缶詰もあり、子どもと大人一緒に楽しく交流できました。
まとめ
「楽しくなるだろう」とは思っていました。
しかし、ここまでとは。。。
参加した子どもたちからも「またやりたい!」って声をもらいました。
大人も「ダンボールで作るのおもしろい」「もっとこうすれば良かったなぁ」と夢中に!
ルールなど、改善するところもありましたが、今後も継続してやっていきたいイベントになりました。

 

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この記事を書いた人

1984年 大阪生まれ 立命館大学文学部卒

中学時代は、部活に打ち込み、勉強では学年で常にトップ10以内。
しかし、中学3年生のときから学校がしんどくなり、誰とも話さなくなる。
野球選手を目指し、大阪の野球強豪校へ行ったものの、自信を失い退部。そこから学校へ行かず、河川敷で過ごす毎日をおくる。
浪人して立命館大学へ入学したものの、なにをしたいかが分からなくなり、行く意味を失う。1回生の夏から1年ほど、京都の下宿で引きこもる。
友人の支えもあり、復活。政治家の秘書やテレビ制作などのインターンをおこない、期間限定のカフェも開く。「自分のようにつらい思いをさせたくない」と思い、D.Liveを立ち上げる。
フリースクールや自信を取り戻す教室を運営。不登校に関する講演や講座もおこなっている。
京都新聞にして子育てコラムを連載中。
詳しいプロフィールはコチラから

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