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非行や家出を繰り返す不登校の子どもたちが探し求めている「漢字3文字」
不登校の子どもたちは、家で引きこもっている子どもたちだけではありません。 たとえば、学校には行かずに昼夜外を出歩き、不良グループと行動をともにする子どもたちもいます。突然髪を目立つ色に染め上げ、ときおり警察沙汰になったり家庭内暴力をふるう... -
中学生が教えてくれた、思い通りにならないことを乗り越えるちょっとした工夫
こんにちは、スタッフの得津です。 新年度がはじまって、今日から新しい部署や職場で働く人も多いことと思います。 D.Liveは、今日から不登校の子ども達が通えるお昼の居場所をスタートさせました。今日は三人の生徒が来て、一緒にお昼ご飯をつくり... -
この春、新たな一歩を踏み出す不登校だったあなたへ。
この春、新たな一歩を踏み出す不登校だったあなたへ。 先日、僕はこんな記事を書きました。 「環境が変われば不登校はリセットできる」と言う幻想 中学3年間不登校だった僕は、高校生活からはちゃんと学校に通おうと思って、全日制の高校に入学しました。... -
「環境が変われば不登校はリセットできる」と言う幻想
「学校に行かないのは、中学3年間だけにしよう」 僕にもそう思っていた時期があった。 当時通っていたフリースクールに、中学3年生は自分含めて3人。ひとりは「料理人になりたい」と調理科がある高校を志し、もうひとりは通信制高校を目指すことで話がまと... -
良かれと思ったその行動が、不登校の子どもを傷つける
大人って、すぐ事を大きくしようとするやん。それが嫌やねん。 これは、先日とあるワークショップに参加したとき、同席した中学生が発言したもの。「やから大人って信用できひん!!」と、とどめの一撃も飛び出し、僕は思わず言葉を失っていました。 僕自... -
不登校になる原因は、ゴジラにある。〈僕が学校で荒れていたときのはなし〉
「先生、野球部を辞めようと思っています」 中学3年生のとき。 ずっと野球漬けで、プロ野球選手になりたいと思っていた僕は、先生の前に立っていた。 「えっ? どうした?」 先生は、困惑の顔を浮かべ、僕のほうを見た。 「とにかく、もうちょっと考えた... -
おふくろの味が詰まった子どもの居場所〈TudoToko卒業式〉
「はじめてここへ来たとき、柄にもなく緊張していたことが今でも覚えています」 今日は、僕たちがおこなっているTudoToko(つどとこ)の卒業式。 卒業生の一人として、挨拶をしてくれた中学3年生の彼は誰よりもこの場所を愛し、楽しんで参加してくれました... -
【3.18 講演レポ】僕がひたすらに不登校体験談を発信し続ける理由
「自分のやっていることは、ここまで需要がないのだろうか」 ある夜、京都のとある大きな本屋で、僕は唇を噛んでいた。 不登校に関する本が欲しかった。しかし、情報端末で「不登校」と検索しても、ずらりと並ぶ「在庫切れ」の赤い4文字。わずかに在庫があ... -
不登校の子どもは、「ことば」を探している
学校に行かない息子(娘)が何を考えているのか、さっぱりわからない。 我が子の不登校の窮状を訴える親御さんの姿は、いつ対応しても難しく辛いものがあります。自分が当たり前のように通っていた学校という場所に、自分の子どもが行きたがらないというの... -
生徒を砂場で遊ばせていると、勝手に成長していくんだとわかった。
思わず、笑ってしまった。 「え? ちょっと、まぢかよ……」 真剣勝負だったはず。なのに、あっさりと負けた。 僕は、小学5年生(女子)にいとも簡単に負けてしまった。 この日は、教室(TRY部)で授業をおこなっていた。 彼女は、創造性が豊かで、ゼロから...