不登校– category –
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なぜ、不登校の小中学生が「2万人」も増えたのか?―平成30年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」から:その1
文部科学省が毎年秋に公表している「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」の平成30年度版データが今年も10月17日に公開されました。 平成28年度・平成29年度と調査結果を踏まえた記事を書いていますが、例によって今... -
空飛ぶドローンを見上げて、不登校支援における卒業をデザインすることの大切さを感じた
先日、京都の学習塾 tera schoolさんのご好意で、tera schoolさんが主催されたプログラミング体験会に、昼TRY部の生徒をご招待いただいた。 体験会の当日、私は参加を希望した生徒を連れて体験会に行った。 体験会ではドローンを使った学習プログラ... -
突然の不安や心配が襲ってきたら自分から行動する|不登校のおはなし会in滋賀#20 レポート
「でも、この子は大丈夫って構えてても急に将来の心配が発作的に出てくることもありますよ。」 20回目の不登校のおはなし会in滋賀。 お子さんが不登校だったことがある保護者さんをゲストスピーカーにお招きし、10名程度の参加者と一緒にゲストの話を聞い... -
学校へ行くことは目的?手段?―麹町中学校工藤校長の言葉から考える「手段の目的化」
先日、テレビ東京系列『カンブリア宮殿』で千代田区立麹町中学校の特集が放送されました。 皇居や国会議事堂からほど近いところにあるこの中学校では、「中間・期末テスト」「宿題」「クラス担任」を廃止。その代わりに、テストに関しては単元ごとのミニテ... -
「 #8月31日の夜に 」変わらなければならないのは、生きづらさを抱える子どもではなく大人だと思う
NHKが昨年に続き、「#8月31日の夜に」というキャンペーンを展開しています。 日本において、18歳以下の自殺者数を日別に見ると、ダントツで「9月1日」に跳ね上がっているデータは、もうこのブログで何度もご紹介しました。9月1日、つまり夏休みの明けた2学... -
不登校や行き渋りの児童生徒を担任する先生に伝えたい2学期からのこと
こんにちは。 D.Liveの得津です。 先日、大阪の小学校にて不登校対応をテーマに教員研修をさせていただきました。私たちD.Liveが運営するフリースクールの話や、保護者面談などでどんなやりとりをしているかについて2時間ほどお話ししました。 &nbs... -
「他とは違う子の親になるなら、他とは違う親になる覚悟が必要です」
この世の中は、どうも「普通」という2文字をもってみんなと同じであることを強要したり、自分や周囲の意に沿わない人たちを排除してしまうような、そういう雰囲気があるように感じられます。 たとえば、働き方。 僕の場合はそれができなかっただけで、生ま... -
不登校に関するオススメYoutube動画
Youtubeに動画投稿を始めて、だんだん見ていただけることも多くなりました。 「Youtube見ました」と、問い合わせをいただくことも増え、Youtubeの偉大さに驚いています。 今回は、まだD.LiveのYoutube見たことないよーというかた向けに、オススメの動画を... -
HSPの人も、不登校の子どもたちも、存在しなければ社会が成り立たないと思う理由
先日、HSP(Highly Sensitive Person:過度に敏感な性質をもつ人たち)の当事者研究会に参加してきたのですが、そこでこんな声があがりました。 「HSPの人が多い環境と少ない環境、どちらが良いのか?」 もともと研究会のテーマが「働くこと」ということで... -
フリースクールを運営しているけど、不登校の子どもたちにとってフリースクールがすべてではないよ、という話。
「うちの子、そんなガヤガヤした場所なら行きたくない、って言うんですよ・・・」。 弊団体では「昼TRY部」というフリースクールを運営しています。常時6人~7人程度の子どもたちが思い思いに過ごしているのですが、ある一角では同じゲームで盛り上がり、...