不登校– category –
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不登校支援は、たまごパックのようなもの―「120%傷つけない不登校支援」を考える
とある不登校支援団体が示した「不登校の子どもを学校へ戻す」という文言が大きな波紋を広げました。 「そんなの、絶対ありえない!」と現実からかけ離れた支援策に落胆する不登校の子を持つ保護者の方。「これはちょっと支援できないな」と苦い顔をする関... -
僕の不登校は、わずか「くじ1つ分」の差で始まった
今でも思う。 16年前のあの日、もし僕が引いたクジが「当たり」だとしたら、今ごろ僕は何をしていたのだろう。 僕は小学校のころから、あまり学校が楽しくなかった。 授業がつまらないわけじゃなかったし、放課後友達と遊ぶことも多かった。 でも、クラス... -
【絶対やめて!】不登校の子どもにクラスからわざわざメッセージを届けると、善意でもその子を地獄に落とします。
つい先日、Twitterでこんな投稿が話題になりました。 現在不登校中の弟に地獄みたいな届けものが来てて震えてる こういうの誰が考えてるのか知らんけどおぞましいな pic.twitter.com/sggm3oMAcp — ぷりえび/えびもふ (@puriebimf) 2018年3月12日 「陸上部... -
私が別室登校でも学校に行けるようになったのは、気が休まる友だちができたからかもしれない
私は半年ほど学校に行っていない。 「なんで行けないの?」と聞かれても、もう今は分からない。 半年前のことなんて忘れちゃった。 学校には行っていないけど、学校のことを考える時間は増えた。 学校に行っていないのにヘンな感じだけど、... -
通信制高校は、安心できる大人に出会える場所【2.25 不登校のおはなし会Vol.8.5レポート】
毎月主催している「不登校のおはなし会」、2月に開催した第8回のテーマは「通信制高校」でした。 年々増加している不登校の進学先として、いまや当たり前のように名前が出るようになった通信制高校。でもどんなふうにして通うのか?いわゆる全日制課程との... -
僕が不登校になったのは、あまりにも「敏感」すぎたからかもしれない―人一倍敏感な人「HSP」という特性について
「コラ!○○!おまえ話聞いてんのか!」 そんな声を聞く度に、僕は教室の片隅でブルブルと震えていた。 ○○、というのは自分のことではない。しょっちゅう叱られているクラスメイトだ。 僕が学校という場に馴染めなかった原因のひとつに、先生の怒る声が怖い... -
今一度、起立性調節障害のことを知ろう―子どもが「朝起きられない」とき、どうすればいいの?
朝、もうそろそろ学校へ行く時間なのに、子どもがまだ部屋から出てこない。 様子をうかがうとまだ寝ている。このままだと、遅刻する・・・。 そんなときに、「いい加減に起きなさい!」とむりやり布団をひっぱがすか、「いつまでも怠けてるんじゃない」と... -
不登校の子どもが、フリースクールへ行くために平日昼間の電車に乗るということ
目が覚める。 いま、何時だろう?と重いまぶたで時計の針を確認する。 11時20分。 ありゃ、寝すぎた。 僕は不登校だった中学生のころ、生活リズムなんて何?という生活を送ってきた。 奇跡的に9時とかに起きることもあった。 しかしだいたいは10時以降、ひ... -
正直、自分がやっているフリースクールが正しいのか確信できない件について
「あのフリースクール、最悪やねんでっ!」 保護者の人たちと話していたとき、とあるフリースクールの話題になった。 「いや、ほんま最悪やねん」 「私も、未だに許せないんですよね」 数人が「分かる〜」と口を揃える。 「だからねっ、D.Liveさん、もっと... -
不登校の子どもが、卒業証書を受け取る6つの方法
高校を中心に、早いところでは前の週末からすでに卒業式が挙行されたところもあるようです。先日お正月だったと思えば、もう季節は春の卒業シーズンへとゆるやかに進んでいます。 卒業式は、最高学年の集大成として、卒業生は足並みをそろえて式場へ入場し...